三井住友カード プラチナのラウンジサービスを徹底解説

ゴールドカード以上のグレードのクレジットカードでは国内空港ラウンジが無料で利用できます。
もちろん三井住友カード プラチナでも国内空港ラウンジ無料サービスがあります。しかしプラチナカードのサービスはそれだけではなく、海外の空港ラウンジや国内の空港以外のラウンジも利用することができます。
今回は三井住友カード プラチナで利用できるラウンジサービスについて徹底解説します。
プラチナカードのラウンジ特典は?
三井住友カード プラチナの空港ラウンジ特典は、国内28か所の主要空港のラウンジを無料で利用することができます。
無料で利用することができる会員は本会員と家族会員です。さらに本会員の同伴者1名や家族会員の同伴者1名も無料で利用することができます。
つまり、家族カードの枚数だけ同伴者も無料になるので、家族カード会員が1名いればカード会員2名を含めて合計4名まで無料で利用できます。
ラウンジ利用時の注意点は?
空港ラウンジの利用には航空チケットも必要となるので、無料の同伴者も航空チケットの提示が必要なので注意しましょう。
また、VISAとマスターカードのデュアル発行している場合でも、プラチナカード会員1名につき同伴者1名無料なので、同伴者2名が無料になるわけではありません。
ワンランク上のANAラウンジを利用することができるANA VISAプラチナプレミアムカードの会員は同伴者1名無料の特典はないので注意しましょう。
空港以外にも使えるラウンジがある!
プラチナカードを所有すると、空港ラウンジ以外のラウンジも利用することができるようになります。空港以外に利用できるラウンジについては後述しますよ。
プラチナカードのプライオリティ・パス特典
三井住友カード プラチナにはプライオリティ・パスという特典もあります。しかし、このプライオリティ・パスはプラチナカードを持つと絶対付いてくるものでありません。
では、どうすればプライオリティ・パスをつけれるのか?ですが、メンバーズセレクションの中から指名しなければ利用することができません。
- メンバーズセレクション
- プラチナカードに付帯する無料プレゼント特典。
医療サービスや、上質なビジネスアイテム、名産品などから1つ選ぶことができ、その中の1つにプライオリティパスがある。
公式サイト:三井住友カード プラチナメンバーズセレクション
プライオリティ・パスって何?
プライオリティ・パスは世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる会員制のサービスです。
会員には3つのグレードがあり、それぞれ年会費とサービス内容が違います。
- スタンダード会員
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年会費99ドル(10,890円相当)
1回32ドルで利用可能(同伴者も32ドル) - スタンダードプラス会員
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年会費299ドル(32,890円相当)
年10回まで無料、その後32ドル(同伴者32ドル) - プレステージ会員
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年会費429ドル(47,190円相当)
年何回でも無料(同伴者32ドル)
※注:1ドル110円として計算しています。
プライオリティ・パスで利用できる国内空港ラウンジ
プライオリティ・パスで利用できる空港は4ヶ所、ラウンジは6ヶ所となっています。じつは、ゴールドカードでも利用できる空港ラウンジも含まれています。
- 福岡国際空港
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国際線ターミナル
KAL Lounge - 名古屋・中部国際空港
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Centrair Global Lounge
KAL Lounge
Star Alliance Lounge - 大阪・関西国際空港
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第1ターミナル
Botejyu
KAL Business Class Lounge - 東京・成田国際空港
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第1ターミナル
IASS Executive Lounge
KAL Business Class Lounge
T.E.I. Lounge -
第2ターミナル
IASS Executive Lounge
T.E.I. Lounge
三井住友カード プラチナにつくグレードはこれ!
三井住友カード プラチナはプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料登録することできます。
日本円で47,190円相当のプレステージ会員の年会費が無料になり、これだけでプラチナカードの年会費とほぼ同じになるのでお得なサービスです。しかし、プレステージ会員の年会費は、それでもプラチナカードの年会費55,000円(税込)よりも安いので、プライオリティ・パスだけに入会するほうが海外空港ラウンジの利用だけを考えるとお得です。
ただしプライオリティ・パスで利用できる国内空港ラウンジは極端に少ないというのが現状です。
プラチナカードのほうがお得!
プラチナカードへ申し込みするより、プライオリティ・パスに別で申し込んで、年会費の安い国内ラウンジを使えるカードを持つほうが安いのでは?と考える人もいるかもしれません。では、どうなるかみてみましょう。
まず、国内空港ラウンジを利用するにはゴールドカードが必要になり、年会費10,000円前後のカードが必要になります。
そこに、プライオリティ・パスのプレステージ年会費おおよそ47,190円がかかるとプラチナカードの年会費を超えてしまいます。
コストをトータルで考えるとプライオリティ・パス単独よりも三井住友カード プラチナに入会したほうがコストパフォーマンスは高くなります。国内便の利用がほとんどなく海外利用がメインという人は、プライオリティ・パスだけでも十分と言えますが、それは空港ラウンジサービスだけを考えた場合です。
プラチナカードで利用できる空港以外のラウンジ
三井住友カード プラチナでは空港ラウンジ以外のラウンジも無料で利用することができます。
プラチナカードで利用できるラウンジ
- 大丸東京店D’sラウンジトーキョー
- 大丸・松坂屋の外商カード会員などお得意様向けに設置されたラウンジで、大丸東京店の11階にあります。買い物で疲れたらフリードリンクで休憩することができます。
- 「SMBCパーク 栄」(名古屋市栄地区)のプライベートラウンジ
- 三井住友銀行が運営するプライベートラウンジでは、ドリンクや雑誌、TVなどでくつろぐことができます。
上記のラウンジはプラチナカードだけの特別な特典です。
まとめ
三井住友カード プラチナの空港ラウンジサービスは国内外ともに充実しています。特にプライオリティ・パスの特典はプラチナカードの年会費とほぼ同じ価値があるので、コストパフォーマンスも高いプラチナカードです。
ゴールドカードも質の高いサービスを提供していますが、やはりプラチナカードのサービスの質にはかなわないので、ゴールドカード会員はプラチナカードのアップグレードにチャレンジしてみましょう。