ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのスペック解説、3種類のポイントが貯まる!

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードは家電大手のヤマダ電機とANAが提携して発行しているカードで、年会費実質無料と保有のハードルも低くなっています。
ヤマダ電機、ANAそれぞれのユーザーにとって気になるカードですが一体どんな特徴があるのか、どんな風に使えばお得なのか、解説していきます。
目次
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードの年会費は?
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードの年会費は初年度無料、2年目以降は口座維持手数料という名目で525円(税込)かかります。
しかし、前年度に一回でもカードを利用していれば口座維持手数料は無料となるので、実質年会費無料のカードとして保有することが可能です。
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのポイント還元率は?
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードは利用した場所によって、3種類のポイントを貯めることができます。
- ヤマダポイント
- 永久不滅ポイント
- ANAマイル
それぞれのポイントの貯め方、還元率について解説していきます。
ヤマダ電機利用でヤマダポイント
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードの最大の特徴は、「クレジット払いでもヤマダ電機のポイント付与率が下がらない」という点です。
ヤマダ電機で商品を購入した場合、基本的に商品価格の10%のヤマダポイントが付与されます。しかし、クレジットカードで支払いをするとポイント還元率が下がり、8%しか付与されません。
高額な家電などを購入する場合2%のポイント差はかなり大きいですよね。
しかしヤマダLABI ANAマイレージクラブカードで支払いをすれば現金支払いと同じ10%のポイント還元を受けることができるのです。
さらにヤマダポイントとは別に永久不滅ポイントも0.5%相当もらえるので、ヤマダ電機でのポイント還元率が10.5%まで上昇します。永久不滅ポイントについては次章で解説しますね。
クレジット決済で永久不滅ポイント
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのクレジット機能はクレディセゾンが提供しており、カード利用でクレディセゾンの独自ポイント「永久不滅ポイント」がもらえます。
永久不滅ポイントはその名の通り有効期限がないポイントで、1ポイント=5円相当です。ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードでは1000円につき永久不滅ポイント1ポイントがもらえるので還元率は0.5%ということになります。
もちろんヤマダ電機で利用した場合も永久不滅ポイントがもらえるので、ポイントの2重取りが可能となります。
ANAのフライト、ANA提携パートナー利用でANAマイル
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはANAマイレージクラブカードとしての役割も兼ねています。このカードを発行した時点で、ANAのマイル会員になれるというわけですね。
マイレージクラブ会員になるわけですから、当然ANAの飛行機になったり、ANAの提携パートナー(ホテルやレンタカーなど)を利用するとANAマイルが貯まります。
注意点として、ANAマイルがもらえるのはANAのフライト利用や提携パートナー利用時で、クレジット決済に対してマイルが貯まるわけではありません。
例えばANAの航空券をヤマダLABI ANAマイレージクラブカードで購入した場合
- マイレージクラブ会員として、フライト分のANAマイル
- チケット代のクレジット決済に対して永久不滅ポイント
がもらえます。
また、この場合はヤマダLABI ANAマイレージクラブカード独自のポイント優待サービスとして、
- ANA航空券購入で200円につき1ポイントのヤマダポイント
ももらえます。
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのその他のメリットは?
西友・リヴィンで5%off
セゾン発行カードの特典として、毎月「第1・第3土曜日5%OFF」開催日に全国の西友・リヴィンでヤマダLABI ANAマイレージクラブカードを利用すると5%割引を受けることができます。
出光・得タクなどの利用でポイント優待
先ほど紹介したANAや、出光のガソリンスタンド、得タクでのタクシー利用などでヤマダポイントがもらえるポイント優待制度があります。
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはどんな人にオススメ?
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードは、「ヤマダ電機でお買い物をする全ての人」にオススメしたいクレジットカードです。
ヤマダ電機での買い物でヤマダLABI ANAマイレージクラブカードを使うと非常に高いポイント還元率になりますし、高価な家電を買うときにわざわざ現金を用意する手間も省けます。
よくヤマダ電機を利用するという人はこのカードを作らない手はないでしょう。
ヤマダ LABIカードとの比較は?
ヤマダ電機でクレジット支払いをしても還元率が落ちない年会費無料カードとして、「ヤマダLABIカード」というクレジットカードもあります。
が、ANAマイレージクラブ機能が付いている、ポイント優待店舗が多い、などヤマダLABI ANAマイレージクラブカードがほぼ完全にヤマダLABIカードの上位互換となっています。
そのため特にこだわりがない場合は、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードの発行をおすすめします。
ヤマダLABIカードとの比較で唯一デメリットがあるとすれば、国際ブランドの違いくらいです。
ヤマダLABIカードが普及率の高いマスターカードなのに対し、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはややマイナーなアメリカンエキスプレスとなっています。
しかし、どちらのカードも還元率が0.5%とあまり高い方ではなく、ヤマダ電機以外で使うメリットがそもそも薄いと言えます。
普段の決済では他の年会費無料の高還元率カードや、マイル還元率の高いANAカードを使う方がお得です。
そのため国際ブランドはあまり気にする必要はないでしょう。
マイル機能はおまけ程度に
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはヤマダ電機で使うには非常にお得で強力なカードですが、マイレージカード機能に関してはおまけ程度と考えた方が良さそうです。
永久不滅ポイントは200ポイント=625マイルでマイル移行可能ですが、還元率で考えると0.31%とかなりの低還元率です。
なお、ヤマダポイント4,000ポイントを1,000マイルに交換することも可能です。こちらも1マイル=4円相当と考えると決して得とは言い難いですが、あらゆるポイントをマイルに集中したい場合は検討してもいいかもしれません。
まとめ
今回はヤマダLABI ANAマイレージクラブカードの特徴について解説しました。
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはヤマダ電機で使う年会費無料のクレジットカードとしては非常に魅力的なカードとなっています。ヤマダ電機を利用する方にとっては必携とも言えるカードです。
一方で「ANAカード」ではなくANAとヤマダ電機がタッグを組んだ「提携カード」という扱いのため、マイラー視点から見るとANAカードに比べマイルや空港サービスの点で劣ってしまいます。
もし、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードを発行し、ANAマイルにも興味が出てきた方はぜひマイルが貯めやすい「ANAカード」の発行も検討してみてくださいね。