クレジットカードの解約は面倒くさくない!5分でできる!?解約方法と注意事項


いつの間にかクレジットカードが増えちゃって、もう何年も使ってないし、しかも年会費までかかっていることがこないだ分かったカードがあるんだけど!なんだか、すごく面倒くさそうで解約できないのよね・・・。

何年も使っていなくて、しかも年会費がかかっているカードがあるじゃと、確かにそれはすぐにでも解約したほうがお得じゃな。何、クレジットカードの解約はとっても簡単なんじゃよ。

えぇ・・・でも、カードを解約させまいと、あの手この手で解約を阻むイメージが強いんだけど・・・。

ふむ、そうか、じゃぁクレジットカードの解約はとっても簡単という所を見て行こうかの!
使っていないクレジットカードが増えてきてそろそろ、使っていないカードは解約したい。
「でも解約って面倒くさそう」「解約させないように色々言われるかもしれない・・・」そう思うと、「もうこのままの方が楽かな」と思われる方も多いと思います。
しかし、使わないクレジットカードを複数持っていても良いことはほとんどありません。
この記事では、使わなくなったクレジットカードの解約方法、解約時の注意点を詳しくまとめました。
クレジットカードの解約は電話一本でOK
解約をする方法
- 解約したいカードの裏にある電話番号にかける
- 音声ガイダンスまたはオペレーターに従って操作をする
- 解約手続き終了
なんと、この3ステップです。
解約するときは、お手元に解約したいクレジットカードを用意して、裏面の電話番号または、カード会社の公式ホームページにある番号に電話をかけて下さい。
解約手続きの電話は、音声ガイダンスに従って行う場合とオペレーターに従って行う場合に2パターンがあります。
どちらにしても、手続きに時間はかかりません。
ガイダンスの待ち時間を入れて約5分程度で手続きが完了します。

中には解約をする理由を聞かれる場合があるのじゃが、アンケートのようなものなので、正直に答えて大丈夫じゃ。そこから引き止められるということは、基本的にないからのぉ。

もっと面倒くさいかと思ってたけど、とっても簡単だわ!でも、解約するときにデメリットとかあるんでしょう?

ふむ、デメリットというよりは注意事項になるかのぉ。詳しく説明していこう。
解約時の注意事項
解約時には、以下の事に注意が必要です。
- 未払いは一括支払を求められることがある
- 年会費は返ってこない
- 貯まっているポイントは失効する
- 公共料金や月々支払をそのカードでしていた場合変更手続きをする
- まれに解約手数料がかかるカードがある
- 入会後に短期解約を繰り返すとまずい
- 電子マネーチャージ分は全て消費しているか
- カードに付いて来たETCカードや家族カードが無いか確認
- 解約のために電話をしたら即日使用不可になる
一つ一つ見ていきましょう。
未払いは一括支払を求められることがある
解約したいカードで分割払いやリボ払い、数ヵ月後のボーナス払いなどを指定してクレジットカードを使用した場合、カード会社への支払が済んでいない状態になります。
未払い額があるまま解約してしまうと、一括で大きな額の返済を求められることがあります。
返済が難しい場合、解約するタイミングは考えたほうが良いでしょう。

未払い額がある状態での解約はカード会社によって異なってくるから、解約する前によく確認して、解約手続きに進むのじゃよ。
年会費は返ってこない
年会費を支払ってすぐのタイミングで解約すると、とっても勿体無い状況です。
でも、複数枚のクレジットカードをお持ちの方はいったいどのカードに年会費があって、どのカードが無いかというのが分らなくなっている人も多いと思います。
解約を思いついた時点で、そのカードの年会費の支払がいつなのかの確認をしておきましょう。
貯まっているポイントは失効する
クレジットカードを解約する時点で貯まっているポイントは全て無くなってしまいます。
せっかく貯めたポイントなので、解約する前に交換したほうがお得ですよね。
知らないうちにポイントが結構貯まっていた!ということもあるかもしれません。

ポイントを交換する場合は、電子マネーなどに換えるのがおすすめなのじゃ。
公共料金や月々支払をそのカードでしていた場合変更手続きをする
電気や水道、ガスなどの公共料金や、その他月々支払わないといけない料金をクレジットカード払いにしていませんか?
ポイントが貯まりやすいということで、月々の支払をクレジットカードでしている人も多くいます。
しかし、クレジットカードを解約してしまうと公共料金等の支払先には連絡が行きません。

支払方法の変更手続きをしないで解約してしまった場合は、支払を延滞している状態になったりしてしまうから注意が必要なのじゃ。
まれに解約手数料がかかるカードがある
クレジットカードによっては、最低何年使用するなどの条件が付いているものもあります。
ほとんどのクレジットカードは100%手数料もなにも無く解約できますが、稀に解約手数料が発生してくる場合があります。
例えば、一部のJCBカードなどでは、カードを作ってから特定期間内解約する場合手数料が発生してくることがあるため。
そういった手数料が払いたくない場合は期間を満了してから解約をおすすめします。

もし自分がどのような状況か分らなくても、手数料が必要な場合は、解約手続きの際、オペレーターから告知や警告がきちんとあるはずなのじゃ。だからまずは解約を申し出てみて確認するのも手じゃの。
入会後に短期解約を繰り返すとまずい
新規入会キャンペーンなどでポイントをもらい、すぐに使って解約するなど、入会特典目当ての人もいます。
入会したはいいけど、やっぱり使わなくなってしまったから、解約したい。という方もいらっしゃると思います。
しかし、どちらの場合も入会してすぐに解約してしまうのはカード会社に印象がよくありません。

短期解約を繰り返すとカード会社から特典目当てでの入会とみなされてしまう可能性も大きいのじゃ。悪い印象の人は次回からカードの審査も通りにくくなってしまうぞい。そういうデメリットもあるから、最低でも半年間は作ったカードは持っておくのが得策なのじゃ。
電子マネーチャージ分は全て使っているか
電子マネーをチャージできるクレジットカードに沢山の電子マネーをチャージしてしまった後に解約するのは勿体無いです。
そのチャージした電子マネーも使えなくなってしまう場合があります。
解約しようと思ったときにチャージ分が残っていた場合は使い切ってから、解約するのがベストです。

電子マネーのチャージは盲点だったわ、頻繁に使ってないけど、結構入れてた気がするからちゃんと確認をしないといけないわね!
カードに付いて来たETCカードや家族カードが無いか確認
クレジットカードを申込んだとき、同時にETCカードや家族カードを作っていなかったかを確認しましょう。
そのカードに関連しているETCカードや家族カードも使用できなくなります。
その為、解約後うっかり関連しているETCカードを使って高速道路のゲートを通過してしまうと、解約したカード会社から後日、請求書が届くことになります。
また、家族カードについても家族が解約されたことを知らなければ急に買い物ができなくなってしまうので、関連しているカードの有無は忘れずにチェックしてから解約しましょう。

なるほど、確かに昔に作っていたカードならETCカードを作ってて、忘れてしまっていることもあるかもしれないわね!これも要チェックね!
解約のために電話をしたら即日使用不可になる
解約の電話をしても、数日間は使用可能と考えている方はご注意ください。
解約の電話をしたその時点で解約は成立してしまうので。
カードはその段階で使用不可になってしまいます。使う予定があればその前に解約するのはやめておきましょう。

上記の問題を全てクリアして、「さて解約」と思っておる人でも解約をおすすめしない場合があるのじゃ。それは、そのカードを解約することで保有クレジットカードが0になる場合なのじゃ。いざという時に使えるクレジットカードを1枚は手元に置いておくのがおすすめなのじゃ。
解約は信用情報機関に記録が残る
クレジットカードの解約は信用情報機関に記録が残るようになっています。
信用情報機関とは、クレジットカードやローンを契約した際に、CICやJICCなどの信用情報機関に、その契約内容や支払状況などが記録されるようになっています。
別名:クレジットヒストリー(クレヒス)に記録が残っていくのです。
- クレジットカードの契約や解約は信用情報機関に記録される
- 最長5年間記録が残る

利用していたクレジットカードの利用履歴(クレヒス)が良く、返済が一度も遅れたことが無いという場合であれば何も問題はないのじゃが。逆にクレヒスが悪く、長期延滞を何度かしてしまっていた場合は注意が必要じゃ。
支払遅延の情報はいつ消えるの?
クレジットカードの支払日までに入金を忘れてしまったという『うっかり支払遅延』は3年程度で消えます。
しかし、クレジットカードを解約してしまうとその返済遅延が5年間保存されることになるので注意が必要になります。
- 継続して利用している場合:3年で遅延は消える
- 解約してしまった場合:5年間遅延の情報も保存される

他のカードを作る際の審査に大きな影響を与えることは無いのじゃが・・・。将来的にステータスカードを作りたいと考えている人は注意しておくことが必要になってくるのぉ。
まとめ
クレジットカードの解約の仕方、注意点などをお話してきました。
まとめると…
- カードの解約は電話で簡単にできる
- 未払いは一括支払を求められることがある
- 払ってしまった年会費は返ってこない
- 貯まっているポイントは失効する
- まれに解約手数料がかかるカードがある
- 入会後に短期解約を繰り返すと信用が無くなる

大切なことは上記の6つ。これを念頭において、解約手続きをしてもらえるといいと思うのじゃ。支払残金やポイントなど確認をして、必要の無いカードは解約して手元をすっきりさせるのじゃよ。

わかったわ!解約の方法は簡単だったし!注意事項をもう一度確認して、解約手続きして!お財布の中をスッキリさせるわよ~!