JALカードの特典魅惑のサクララウンジどうやしたら利用できる?どんな風になっているの

空港に行くと「ラウンジ」という表示を良く見かけます。各航空会社が運営している待合室で、搭乗までの時間をゆっくりと過ごすことができます。
JAL(日本航空)が運営しているラウンジは、サクララウンジと呼ばれていますが、どうやったら利用できるのでしょうか。利用する条件はどうなっているのでしょうか。また、中はどのようになっているのでしょう?
一般の人は知らない特典いっぱいのサクララウンジを紹介します。
どうすれば使えるのか
サクララウンジは、誰でも入ることができるわけではなく、入室するためには条件を満たす必要があります。主な入室方法は次に紹介する4つになります。
1.上級クラスを利用する。
国内線であればファーストクラス、国際線であれば、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス(一部制限あり)の座席を利用すると出発空港にあるサクララウンジを利用することができます。
なお、国内線ファーストクラスであれば、サクララウンジの上のダイヤモンド・プレミアラウンジ、国際線のファーストクラス利用者はファーストクラスラウンジの利用が可能です。
2.JALの上級会員になる
JALではJALカードを保有している会員に対して、FLY ONポイントというポイント制度を定めています。1月から12月までの12か月のポイントを合算して、このポイント数が一定数以上超えるか、搭乗回数とポイントが一定数を超えると会員のステータスが付与されます。
JMBダイヤモンド、JMBサファイヤ、JMBクリスタルのステータスを得ることができればサクララウンジの利用が可能になります。ただしJMBクリスタルの場合には1000マイルでラウンジクーポンを発行する必要があります。
また、JMBサファイヤ以上のステータスに達したときに入会できるJALグローバルクラブの会員になってもサクララウンジの利用ができます。
3.ワンワールドのサファイヤ以上になる
JAL(日本航空)は世界的な航空連合のワンワールドグループに所属をしています。このワンワールドグループでは、グループ独自のステータスを設けており、ワンワールドに加盟している航空会社のマイレージクラブ会員になって飛行機に乗り、その会社の基準を達成した時にワンワールドのステータスをもらうことができます。
ステータスには、エメラルド、サファイヤ、ルビーがありますが、サファイヤ以上のステータスを持っていれば、サクララウンジを利用することができます。
4.ラウンジ使用料を払う
羽田空港(国内線)のサクララウンジ限定ですが、ラウンジ利用料金(3000円)を支払うことによって、羽田空港(国内線)のサクララウンジを利用することができます。
ラウンジ利用の申請はインターネットからすることができるのでとても簡単ですが、羽田空港でしか利用することができません。
他の力を借りて利用する
同行者として入室する
サクララウンジに入る方法として、同行者として入室する方法があります。
ステータスで入る人には「同行者1名まで入室可能」という条件が付いているので、誰かステータスを持っている人と一緒に入ることは可能です。
dカードゴールドでラウンジチケットを当てる
ドコモが運営しているdポイントのステージがシルバーまたはゴールドランクであれば、週に1回抽選を受けることができ、このときにサクララウンジのクーポンが当たります。
かなりの高確率で当たるようで、ドコモユーザーだけでなく、サクララウンジを利用したいという人も積極的に狙っている抽選です。
dポイントのゴールドになるというと条件が厳しそうですが、dカードゴールドのカードを作ればすぐに権利を有することができます。
サクララウンジのサービスは
国内線サクララウンジの標準的なサービスは?
JALのサクララウンジは全国の空港にあるため、空港ごとに若干設備が異なります。
また、国内線と国際線でもサービス内容が異なっています。特に最近では、ラウンジのある地域に密着したものをサービスの目玉にする傾向があり、地域色が強くなっています。
標準的なサービスとしては、ソフトドリンクとアルコールの提供、おつまみがあります。アルコールは沖縄なら泡盛、九州なら芋焼酎など地域性のあるものを備えています。新聞や雑誌、無料Wifiや喫煙室もあります。空港によってはシャワー室もあります。ラウンジ内にはソファーや家族でくつろげるようなスペースが用意されておりゆっくりと過ごすことができます。
羽田空港のサクララウンジには女性専用ルームやキッズスペースも完備されています。有名なデザイナーや建築家と共同で開発したラウンジが多く、安らぎを与えてくれる空間になっています。
食事のサービスが違う国際線のサクララウンジ
国際線のサクララウンジは日本の中に4か所(成田・羽田・中部・関西)しかありませんが、国内線に比べるとはるかに充実したサービスを受けることができます。
一番の大きな違いは、食事が無料で提供されるということです。
例えば成田空港のサクララウンジでは時間帯に合わせた食事がビュッフェ形式で提供されます。朝はみそ汁や卵焼きなどの朝食メニュー、お昼にはパスタなどのランチ、夜は肉料理などが提供され、ラウンジ内で食事を完了させることができます。特にJALオリジナルのカレーは美味しいことで有名です。
ドリンクもワインやシャンパンなど国内線のラウンジにはないものが提供されます。成田以外の空港でも食事サービスは国内線ラウンジと比べて充実しています。
その他の設備は国内線ラウンジと共通しているところが多いですが、国際線ラウンジだけあって外国人の方を意識した造りになっており、日本的なものが数多く並んでいます。
まとめ
- サクララウンジを利用するには上級クラスに搭乗する、JALの多頻度利用者になる、ワンワールドの多頻度利用者になる、羽田空港のみラウンジクーポンで利用できる、の4つの方法がある。
- JALまたはワンワールドのステータスを持っている人と同行者として入ることやdカードの抽選でラウンジクーポンを当てて入ることもできる。
- 国内線ラウンジは、フリードリンクやアルコールのサービスがあり、落ち着いた雰囲気まで搭乗時間を待つことができる。
- 国際線サクララウンジは設備は国内線と変わらないものの食事のメニューが充実しており無料で食事をすることができる。