クレジットカードを選ぶときに知っておきたい「共通ポイント」とは?

皆さんが、クレジットカードを選ぶ上でポイントにしていることは何でしょうか?

年会費、カードのデザインなど色々あると思いますが、多くの人は「貯まるポイントの種類」を気にしているかと思います。今回はクレジットカードで貯まるポイントの中でも「共通ポイント」と呼ばれるポイントについて解説していきます。

共通ポイントが貯まるクレジットカードなら、いろんなお店でポイントを貯められるんじゃ!

きゃーすてきー。
いろんなお店で貯めれるんだったら取りこぼしが減るって事?!

初めてクレジットカードを作る人はカード選びの基礎知識として、すでにクレジットカードを持っている人は共通ポイントについてより知識を深めて2枚目以降のカード作成にお役立てください。

クレジットカードで貯まるポイントについて

多くのクレジットカードは利用額によってポイントが付与されます。
年会費無料の一般カードのポイント還元率は0.5%~1.0%程度であり、1.0%以上は「高還元率カード」と呼ばれています。貯まったポイントは「キャッシュバック(翌月のカード代金に充当)」や「商品交換」などに使用可能です。

例えば楽天カードの場合、100円で1ポイント貯まり(還元率1.0%)、1ポイント1円から楽天市場などの支払いに充当できます。

共通ポイントとは?

クレジットカードの利用で貯められるポイントの種類はたくさんあります。
その中でも、幅広い店舗(提携先)でポイントが使える/貯まるポイントの種類を「共通ポイント」と言います。このポイントが使えるのはこのサイトだけ、というように店舗が特定されている種類のものに比べ、共通ポイントは使い勝手が非常にいいです。

クレジットカードでポイントを効率良く貯めたい場合、この「共通ポイント」が貯められるカードを選ぶのがコツです。

例えばじゃがな、ローソンで買い物をするじゃろう?このときdカードで支払うとdポイントを貰えるってことなんじゃ!

ローソンで買い物をすると、ローソンのポイント(Pontaポイント)しか貯められないと思いきや、dカードを使うことでdポイントを貯められるって事ね!

代表的な共通ポイント4種類

共通ポイントにもいくつか種類がありますが、ぜひ覚えておいて頂きたいのが4大主要共通ポイントの存在。

どのポイント名もきっと1度は耳にしたことがあるものだと思います。

dポイント

dポイントはNTTドコモが提供しているポイントです。

スマホ本体代や利用料金でもポイントが貯まるため、ドコモユーザーにオススメなポイントです。ドコモ関係のdフォトやdマガジンでもポイントが貯まるので、ドコモユーザーなら効率よくポイントを貯めることができます。

ドコモユーザーでなくても、dポイントは街中のお店でも使えますので、安心して貯められますよ。

Tポイント

Tポイントと言えば、TUTAYAを思い浮かべる方が多いと思います。

もちろんTUTAYAでも利用できますが、Yahoo!と提携していることもあり、提携先が非常に多い点が特徴です。外に出て買い物をする機会が多い方は、断トツでTポイントがオススメ。スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど、提携しているジャンルが豊富です。

特に飲食関係では、すかいらーくグループと提携しているため、ガストをはじめバーミヤンや夢庵などで幅広く使えます。

Pontaポイント

タヌキのキャラクターがかわいいPontaポイント。

ローソンで利用できるイメージが強いですね。実はリクルートと提携しているためリクルート系のサービス(ホットペッパー グルメ、じゃらんなど)でも利用でき、飲食から旅行まで幅広いジャンルをカバーしています。

Pontaポイント単体ではやや使い勝手が悪い部分もありますので、リクルートのサービスも上手く組み合わせて使いましょう。

楽天ポイント

先ほど、例に挙げた楽天カードで貯まるポイントが、この楽天ポイントです。

楽天市場で現金同様に使えるほか、グループ会社の楽天証券で投資信託が買えるなど珍しい利用方法ができるポイントでもあります。

ネット上だけでなく、街中での利用(店舗数の多い飲食店と提携している)に強い点も魅力です。

共通ポイントが貯まるクレジットカードはこれ!

dポイント Tポイント Pontaポイント 楽天ポイント
クレジットカード名 dカード Yahoo! JAPANカード Ponta Premium Plus(一般カード) 楽天カード
年会費 永年無料 無料 初年度無料
(翌年以降も年間5万円以上の利用で無料)
※通常2,000円(税抜)
無料
通常還元率 1.0% 1.0% 1.0% 1.0%
ポイント使用時 1ポイント=1円 1ポイント=1円 1ポイント=1円 1ポイント=1円
代表的な提携先 ・ドコモ
・ローソン
・Yahoo!ショッピング
・TUTAYA
・ローソン
・ケンタッキー
・楽天市場
・ミスタードーナツ
ポイント有効期限 48ヶ月 最終利用日から1年間 最終利用日から1年間 1年間(期間内にポイントを獲得すれば有効期限は延長)
dカード
dカード

dカードはドコモ発行のクレジットカードです。
年会費を無料にするためには条件がありますが、年1回の利用で無料になるためハードルは非常に低いです。そのため、dカードを使う人なら実質無料でカードを保有し続けられます。

特にローソンでは2%のポイント還元に加えて、買い物1回ごとに代金が3%OFFされるため、合計で最大5%もお得です。

また、ドコモユーザーがdカードを保有していれば、携帯購入後1年間は最大1万円分の修理代などを補償してくれる特典もついてきます。

dポイントがたまる・つかえるお店

dポイント還元率(dカード利用時)
ファミレス/ファストフード かっぱ寿司(2.0%)
コンビニ ローソン(最大5%)
ガソリンスタンド ENEOS(2.0%)
スーパー ライフ(1.5%)
ネットサイト JTB(2.0%)
※専用ナビダイヤルからの申し込みに限る
ヤフーカード
Yahoo! JAPANカード

Tポイントが貯まるカードは色々ありますが、リボ払い専用カードや年会費有料カードが多く使い勝手が悪いです。
そんな中、このヤフーカードは支払い方法に縛りもなく、完全年会費無料なので非常にオススメのカードです。

街中の加盟店ではこのカードで支払うことで、「クレジットカードのポイント」+「Tポイント加盟店分のポイント」がもらえるポイントの二重取りが可能です。また、ヤフー!関係のサービスでもTポイントを効率的に貯めることができます。総合通販サイトのYahoo!ショッピングや日用品が売っているLOHACOで日常的に買い物をしてポイントを貯めていきましょう。

Tサイト

Tポイント還元率(ヤーフカード利用時)
ファミレス/ファストフード ガスト(1.5%)
コンビニ ファミリーマート(1.5%)
ガソリンスタンド ENEOS(1.5%)
スーパー マルエツ(1.5%)
ネットサイト Yahoo!ショッピング(3.0%)
Ponta Premium Plus(一般カード)
PontaPremiumPlus

Ponta Premium Plusには、カードが2種類あります。
1枚は年会費無料ですがリボ払い専用のカードとなっています。リボ払いは毎月の支払額を一定額にできる反面、手数料の支払いがかさむため、通常の「一般カード」を選ぶようにしましょう。一般カードも年間5万円(月間4,200円程度)使えば年会費を無料にできます。スマホ代金などの固定費をPonta Premium Plusで支払えば簡単にクリアできる金額ですよ。

ポイント面では、通常1.0%還元+Ponta加盟店で追加ポイント(ポイントの二重取り)を貰うことができます。また、Pontaポイントはリクルートポイントと連携しているため、リクルートのサービス(じゃらんなど)で貯めたポイントをPontaポイントに交換することもでき便利です。

提携店・サービス

Pontaポイント還元率(Ponta Premium Plus(一般カード)利用時)
ファミレス/ファストフード ケンタッキーフライドチキン(1.5%)
コンビニ ローソン(2.0%)
ガソリンスタンド 昭和シェル石油(1.0%+1Lごとに1P)
スーパー ライフ(1.5%)
ネットサイト ポンパレモール(1%+3%以上(商品ごとにポイント率が異なる))
楽天カード
楽天カード

楽天ポイントと言えば楽天カード。
年会費無料+常時還元率1.0%の誰にとっても使いやすいカードです。楽天は楽天市場だけでなく、楽天トラベルや楽天銀行など非常に幅広い自社サービス網をもっています。1種類のポイントで色々なサービスを利用したいという方は、楽天カードを使って楽天ポイントを貯めるのがオススメです。

楽天カードは今回紹介の4券種の中では最も選べるデザインが多いのも魅力です。
よくLINEのスタンプで登場する「お買いものパンダ」をはじめ、ディズニーデザインを選ぶこともできます。また、楽天がスポーツのサポーターを多く努めている関係から、楽天イーグルスデザインやFCバルセロナデザインも選べますよ。

街で使える!貯まる!楽天ポイントカード

楽天ポイント還元率(楽天カード利用時)
ファミレス/ファストフード マクドナルド(2.0%)
コンビニ デイリーヤマザキ(2.0%)
ガソリンスタンド コスモ石油(1.0%+1Lごとに1P)
スーパー マツゲン(1.5%)
ネットサイト 楽天市場(最大3.0%)

実はJREポイントも共通ポイントです

全国区で使えるものではありませんが、Suicaユーザー必見のポイントが「JREポイント」です。
JREポイントとはJR東日本グループの共通ポイントで、もとは「ビューサンクスポイント」と呼ばれていたものです。これが、2018年6月28日に新たにJREポイントとして生まれ変わりました。「ビューサンクスポイントなら聞いたことがある!」という人も多そうですね。

このJREポイントは、JR東日本圏内で絶大な力を発揮します。
主な加盟店はJR東日本にある駅ビルやスーパーなので、日常の買い物を通してポイントを貯めることができます。また、JR東日本発行のクレジットカードを通してSuicaへのチャージや定期券を購入することで、通常時の最大700%ものポイントを貯めることができます。

残念ながら、JR東日本ユーザー以外にはメリットのないポイントですので、別の共通ポイントを貯めるようにしましょう。

JREポイント
クレジットカード名 JREカード
年会費 初年度無料
※通常477円(税抜)
通常還元率 0.5%
ポイント使用時 1ポイント=1円
代表的な提携先 ・Suicaチャージ/定期券購入
・アトレ
ポイント有効期限 2年後の月末まで(残高変動で有効期限延長)
JREカード
JRE CARD

ビューサンクスポイントがJREポイントに生まれ変わると同時に発表されたのが、「JREカード」です。
従来のビューカードよりJREポイント優待店でのポイントが貯まりやすくなりました。例えば、優待店の1つである「ペリエ」で1,000円分(税抜)買い物をしたとしましょう。以前は合計15ポイントしか付与されなかったポイントが、JREカードでは合計35ポイントも付与されます。優待店での還元率は1.5%→3.5%に大幅改善しています。この差は大きいですね。

他にも、定期券の購入やSuicaへのチャージで1.5%還元です。
定期券は半年分をまとめて買うため高額になるケースがほとんどです。定期券の購入でたくさんJREポイントを貯めましょう。

このように、JR東日本ユーザーにはとてもオススメできるカードです。
ただし、加盟店が駅ビルに集中しているため、街中の飲食店やコンビニに加盟店がない点が弱点です。

JRE POINTの上手な活用法

JREポイント還元率(JREカード利用時)
ファミレス/ファストフード アトレ内飲食店(3.5%)
コンビニ ニューデイズ(0.5%)
ガソリンスタンド
スーパー アトレ(3.5%)
ネットサイト JRE MALL(1.0%)

プロパーカードでも共通ポイントを貯める方法

クレジットカードの右下に書かれているロゴの会社を「国際ブランド」と言います。
大手ではVISA、JCB、アメックス、ダイナースなどがあり、各国際ブランドが直接発行しているカードを「プロパーカード」と言います。
※なお、VISAについては日本国内でのプロパーカードの発行はありません。

ねぇ先生。
夫が持ってるJCBカード…貰えるポイントが共通ポイントじゃないんだけど?

静まれ、静まりたまえ!
さぞかし名のあるシュフともあろう御方が、なぜこのようにポイントの事であらぶるのか!

プロパーカードは発行しているカード会社独自のポイントが貯まるため、共通ポイントを貯められるというイメージを持つ方は少ないでしょう。
しかし、「ポイントの移行」というワザを使うことで、各プロパーカードで貯めたポイントを共通ポイントに交換することができます。

今回は、各プロパーカードの中でもスタンダートな一般カードをピックアップして、共通ポイントへの移行状況を見てみましょう。

JCB(JCB CARD W)
JCB CARD W

JCBのプロパーカードでは利用額に応じて「Oki Dokiポイント」が貯まります。
Oki Dokiポイントは1,000円の利用でポイントが1P付与されます。還元率の低そうなポイント制度に見えますが、Oki Dokiポイントは1Pで約3~5円の商品やポイントに交換できるので実質還元率は悪くないため安心してくださいね。

dポイント Tポイント Pontaポイント 楽天ポイント
移行可能か ×
移行レート 1P→4P 1P→4P 1P→4P

JCBの代表的なプロパーカードである「JCB CARD W」は1,000円で2P貯まるカードです。
他のJCBプロパーカードよりお得なカードであるため、各ポイントに移行すると1,000円で8Pと表の2倍の移行率となります。

アメックス(アメリカン ・エキスプレス・カード)
アメリカン・エキスプレス・カード

アメックスのプロパーカードでは利用額に応じて「メンバーシップ・リワード」が貯まります。
メンバーシップ・リワードは100円の利用でポイントが1P付与されます。こちらはOki Dokiポイントと異なり、一見すると還元率1.0%の高還元率カードに思えますが、この数字はポイントの付与率であるため注意が必要です。実際の還元率(ポイントの価値)は0.3%程度です。

dポイント Tポイント Pontaポイント 楽天ポイント
移行可能か × ×
移行レート 3,000P→1,000P 3,000P→1,000P

アメックスの代表的なプロパーカードの「アメリカン ・エキスプレス・カード(通称:アメックス・グリーンカード)」は、100円で1P貯まるカードのため、上記の表と全く同じポイント移行率になります。

ダイナースクラブ(ダイナースクラブカード)
ダイナースクラブカード

ダイナースクラブのプロパーカードは利用額に応じて「ダイナースポイント」が貯まります。
アメックスと同様で100円の利用で1P付与されますが、1Pの価値が低いため実質的な還元率は0.3%程度です。

dポイント Tポイント Pontaポイント 楽天ポイント
移行可能か × × ×
移行レート 2,500P→1,000P

ダイナースクラブの代表的なプロパーカードの「ダイナースクラブカード」は、100円で1P貯まるカードのため、上記の表と全く同じポイント移行率になります。

プロパーカードのポイントを共通ポイントに移行するのは得なの?

プロパーカードのポイントを共通ポイントに移行するのは、基本的には「損」です。

ポイント移行率の表を見て頂けるとわかるように、共通ポイントを貯めるのに適したカードと比べると必要な支払額が増えてしまっています。はじめから貯めたい共通ポイントがある場合、プロパーカードではなく上記で紹介したオススメカードを使用する方が効率的です。

ただし、多少損をするとは言え、プロパーカードの独自ポイントを共通ポイントに変えられるのは大きなメリットです。

例えば、「楽天カード(国際ブランド:VISA)」を持っている人が、サブカードとして国際ブランドが異なる「JCB CARD W(国際ブランド:JCB)」を持っていたとしましょう。JCB CARD WのOki Dokiポイントは楽天ポイントに移行することができるので、ポイントの分散を避け楽天ポイントをたくさん貯めることができます。

共通ポイントへ移行するときのコツ

ポイントによっては移行時にキャンペーンを行っていることがあります。
例えばdポイントの場合、2018年11月1日~12月15日まで「キャンペーン対象ポイントをdポイントへ移行させると25%増量!」というキャンペーンをしていました。

少しでもお得なレートでポイントを移行できるよう、このようなキャンペーン情報を見逃さないようにしましょう。

よくある疑問

共通ポイントを貯める上でよくある質問を下記に記載しておきましたので、共通ポイントを貯めはじめる前にぜひご確認ください。

Q1:共通ポイントをプロパーカードのポイントに交換することはできるの?
A:現在のところ、今回紹介した共通ポイントをプロパーカードのポイントに交換することはできませんのでご注意ください。あまりないケースかと思いますが、逆方向の交換はできません。

交換はプロパーカードのポイント→共通ポイントの一方通行です。

Q2:楽天カードの国際ブランドをJCBにした場合、貯まるのはOki Dokiポイント?楽天ポイント?
A:貯まるのは「楽天ポイント」です。Oki Dokiポイントが貯まるカードは、JCBのプロパーカードが中心です。

国際ブランドとしてJCBが選べるからと言って、Oki Dokiポイントが貯められるわけではありません。事前に自分が作りたいカードはどのポイントが貯まるのかをよく確認しておきましょう。

Q3:プロパーポイントを共通ポイントに移行するときに気をつけるべき点は?
A:ポイントの交換単位をよく確認しておきましょう。プロパーカードのポイントを共通ポイントに移行するときに気を付けたいのが、「何ポイント単位での交換か」という点です。
基本的にどのポイントもまとまったポイント数が必要です。ポイントによっては、端数の移行ができない場合があります。例えば、JCBのOki Dokiポイントを楽天ポイントに移行する場合、200ポイント以上1ポイント単位での移行となりますが、ダイナースポイントの場合は5,000ポイント以上から2,500ポイント単位で申し込みとなり、基準が大きく異なります。

あまり柔軟にポイントを移行できない点に注意が必要です。

まとめ

「共通ポイント」はどのポイントも加盟店が多く貯めやすく・使いやすいのが特徴です。
どれも同じように見えますが、1つひとつ特徴があります。より、自分のライフスタイルにあった使いやすい共通ポイントを選んでくださいね。

また、プロパーカードのポイントも一部は共通ポイントに移行することができます。
ポイントの有効期限など時々の状況にあわせて上手く使うことで、ポイントの使い逃しがないようにしましょう。

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