家族がいるならみんなで協力、強い味方のJALカードの家族カード

JALカードを利用してマイルを貯めるのであれば、一人ではなく複数のほうが速いです。特に家族がいれば、みんなで協力したほうが得策です。
では、みんなで貯めるときにはどんなカードを利用するとよいのでしょうか。また、どんなメリットがあるのでしょうか。
家族みんなでマイルを貯めるための技と知っておくとよいルールを紹介します。
家族プログラムを利用するメリットは
マイルを合算して使える
JALマイルを貯めるときに家族で貯めるメリットは、親会員以外が貯めたマイルを1つのマイル口座に合算して使うことができるということです。
JALマイレージバンクでは、マイルを貯めていくときには、それぞれの個人口座に蓄積されていくため、使う時にもそれぞれのマイルを使わないといけないルールになっています。しかし、家族プログラムに加入しておけば、プログラムに加入している人でマイルを融通しあうことが可能です。
JALマイレージバンク口座には合計のマイルとそれぞれの個別マイルが表示されているので分かりやすいです。
簡単に選択できる
家族プログラムでマイルを使う時にも個人のマイルを利用するのか、家族のマイルを利用するのかクリック1つで簡単に選択できます。
ホームページから特典の支払い申し込む際に、家族プログラムに加入しているとマイルの支払い画面で「家族のマイルを使う」か「個人のマイルを使う」かの2つの選択肢が出てくるので、指定するだけで支払いが可能です。
子会員も合算の申し込みが可能
JALの家族プログラムが他社の家族プログラムと違うところとして、18歳以上であれば子会員も合算の申し込みが可能であることです。
家族プログラムでは、親会員が主であり、大きな権限が与えられていることが多く、子会員では、特典の申し込みや合算することができないマイレージプログラムもあります。
JALマイレージバンクの家族プログラムでは、特典の申し込みが子会員もできるようになっており、親会員のマイルを合算して使うことの選択や特典の解約をするといった権利も与えられています。
注意点は18歳を越えたとき
JAL家族プログラムで注意点は、家族プログラムに入っている子会員が18歳を超えた時です。
18歳まではJALマイレージバンクに加入をしているだけでよかったですが、18歳を超えるとJALカードまたはJALカード naviの会員になっていないといけません。加入を続けるのであれば事前に切り替え準備をしましょう。
家族カードを使って効率的にマイルを貯める方法は?
家族カードと個別カードの違いは何か
JALマイレージバンクの家族プログラムは、それぞれが個別のカードを保有していても家族カードを保有していてもマイルを合算することが可能です。
では、家族カードと個別のカードどちらがお得になるのでしょうか。
年会費が安い
個別カードと家族カードで大きな差が生じてくるのが年会費です。
親会員がいて子会員を持つ家族カードでは、家族カード側の年会費が安くなるメリットがあります。(下記表参照)
本会員年会費 | 家族会員年会費 | |
---|---|---|
JAL普通カード (MASTER,JCB) |
2,160円 | 1,080円 |
JAL普通カード (アメリカンエキスプレス) |
6,480円 | 2,700円 |
CLUB-Aカード (VISA,MASTER,JCB) |
10,800円 | 3,780円 |
CLUB-Aゴールドカード (VISA,MASTER,JCB) |
17,280円 | 8,640円 |
CLUB-Aゴールドカード (アメリカンエキスプレス) |
20,520円 | 8,640円 |
CLUB-Aゴールドカード (ダイナースカード) |
30,240円 | 9,720円 |
プラチナ (JCB,アメリカンエキスプレス) |
33,480円 | 16,740円 |
親会員ばかりで家族プログラムを組んでしまうと、それぞれが親会員扱いとなってしまうので、その分だけ年会費が高くなります。
子会員はJALカードショッピングマイル・プレミアム年会費が無料
家族カードの2つ目のメリットに、JALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費が無料になる特典があります。
JALカードショッピングマイル・プレミアムは、通常200円で1マイル加算のショッピングマイルが100円で1マイル加算されるマイラーにとっては大切な制度ですが、年会費が3240円かかります。個別でカードを持っているときにはカードごとに3240円の年会費が必要になりますが、家族カードの場合には、親会員が加入していれば、子会員は自動的に加入していることになり、年会費もかかりません。
カードの枚数によっては大きな負担金額になるので家族カードを発行するメリットになります。
カードによっては家族カードのないものも
JALカードは全てに家族カードが設定されているわけではなく、家族カードのないものもあります。代表的なものが「JALビューsuicaカード」です。
suicaへのオートチャージが付いており、チャージと利用でマイルを二重取りできるカードですが、このカードは家族カードがありません。
このカードが便利な人であれば、家族カードを作るのではなく、家族プログラムだけでマイルを統合するほうが使いやすいです。
ライフスタイルに合わせた選択が大切
JALカードでマイルを貯めていくのであれば、家族カードを選択するのであれ、個別にカードを選択するのであれメリットとデメリットがあります。
そこでライフスタイルと年会費が見合ったものであるのかを確認することが大切です。できるだけ多くのマイルを貯めるには「カードを使う」ことがポイントになります。
そういった意味では、多くの人でたくさんマイルを貯めることができる家族カードはお薦めの選択肢になります。
まとめ
- 家族プログラムを利用するとみんなでマイルを貯めることができるだけでなく、使うときもみんなのマイルで使うことができる。
- 親会員も子会員も同じように共同でマイルを使うことができる。
- 家族カードを作成するとカードの年会費が半額になるだけでなく、JALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費も無料になる。
- JALカードの種類によっては家族カードの発行できないものがある。
家族カードを作るとお得な特典が多く、さらに家族の生活費をマイルにすることができるので、マイルのたまるスピードが速くなります。また、1つの口座で家計を管理できるので、家計管理がしやすいメリットもあります。