ANAカードは2枚持ちがお得?ANAマイルが貯まる複数持ちの組み合わせ

「ANAカードは2枚持ちですべき?」
「ANAカード2枚持ちするメリットは?」
年間数万マイルを稼ぎ出すANAマイラーの多くが、ANAカードと別のカードの2枚持ち・複数持ちをしています。
ANAカードを2枚持ち・複数持ちするとポイントの二重取り、三重取りで獲得マイルの大幅な増加も可能です。
今回はANAカードを2枚持ち・複数持ちするメリット、2枚持ちにおすすめのカードと組み合わせ、2枚持ちのお得な活用法を解説します。
ANAカードをお得に利用したい方・2枚持ちでより効率良くマイルを貯めたい方は必見です!
目次
ANAカードは2枚持ち・複数持ちできる?
クレジットカードには複数のブランドがあり、提携している会社も異なります。
審査に通過すれば、ANAカードと別のカードの2枚持ち・複数持ちが可能です。
これまでのカード利用履歴に問題がなくクレジットカードの審査に通過するだけの信用があれば、複数のカードブランドで2枚持ちできます。
ANAカード同士の2枚持ち・複数持ちはNG?
ANAカードは発行会社(国際ブランド)が別であれば、2枚持ち・複数持ちできます。
ANAカードを発行しているのは以下のカード会社です。
- JCB
- 三井住友カード(VISA・Mastercard)
- アメリカンエキスプレス
- ダイナーズ
例えば、アメックスが発行しているANAカードは2枚持ちはできませんが、「ANAアメックス」と「ANA JCBカード」など、発行会社が別であれば2枚持ち・複数持ち可能です。
三井住友カードは、国際ブランドが別であればANAカードを2枚持ちできます。(VISAとMastercardの2枚持ちならOK)
ANAカードの2枚持ち・複数持ちの条件には例外もある
カード会社が同じANAカードでも、交通系提携カードであれば2枚持ち・複数持ち可能です。
- 【ANAカードの交通系提携カード】
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
例えば「ANA JCBカード」と「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」は同じJCBが発行しているANAカードですが、2枚持ちできます。
ANAカードを2枚持ち・複数持ちするメリット
ANAカードは単体でもマイルが貯まるお得なカードですが、別のカードと組み合わせて2枚持ちすればよりお得にポイントが貯められます。
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ANAカード2枚持ちのメリット
- お得にポイントが貯まる各カードの特典
- 入会特典でポイント・マイルが貯まる
お得にポイントが貯まる各カードの特典
各ANAカードには、より多くのマイルが貯まる独自の特典・サービスがあります。
カード会社のポイントと提携企業のポイントを二重取りできるANAカード、加盟店で利用するとボーナスポイントがもらえるANAカードなど、特徴は様々です。
ANAカードを2枚持ちして利用シーンや時期によって上手に使い分ければ、お得にポイントが貯まり、高い還元率でマイル移行ができます。
入会特典でポイント・マイルが貯まる
ANAカードを含むほとんどのクレジットカードには、初回入会特典があります。
一部のクレジットカードの入会特典を見てみましょう。
- 「楽天カード」
- 新規入会&利用で5,000円ポイント
- 「JCB一般カード」
- Amazon.co.jp利用で最大10,000円分キャッシュバック
ANAカードの入会特典にはボーナスマイルがもらえる特典が多いです。
- 「ANA JCBカード」
- 入会&条件達成で最大35,800マイル相当
ANAカードを2枚持ちすれば入会特典だけで大量のポイントやマイルが貯まります。
ANAカードとの2枚持ちにおすすめの組み合わせ
ANAカードとの2枚持ち・複数持ちがおすすめな相性抜群のカードは以下です。
- 楽天カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
上記のカードの特徴とANAカードとの2枚持ちがおすすめな理由を解説します。
ANAカードと楽天カードの2枚持ち

カードを複数持ちする組み合わせとして利用者が多いのが「ANA JCBカード」と「楽天カード」の2枚持ちです。
大手通販サイトの楽天で貯まる楽天ポイントは、2ポイントでANAの1マイルと交換可能。
ANAカードを利用して楽天でお買い物すると、カード会社のポイント+楽天ポイントでポイントの二重取りができるのが魅力です。
通常、商品購入に対して楽天ポイントは購入金額の1%付与ですが、楽天カードを持っているとポイントの付与率アップや10倍セールなどの利用でさらなるポイントが加算されます。
例えば、楽天市場で10,000円の商品を購入した場合は下記の通りです。
- ANAカードのみの場合
- カード会社から100マイル
- 楽天ポイントが1%還元で100ポイント
- ANAマイルに交換すると50マイル
- 合計150マイルが加算
- ANAカード✖楽天カードの2枚持ちの場合
- カード会社から100マイル
- 楽天ポイントが3倍で300ポイント
- ANAマイルに交換すると150マイル
- 合計250マイルが加算
楽天市場を利用してANAカードのみで買い物する場合とANAカードと楽天カードの2枚持ちで買い物する場合とでは、購入金額が高ければ高いほど加算されるマイルに差がでます。
楽天で頻繁に買い物をするなら、ANAカードと楽天カードの2枚持ちが最もお得にマイルを貯められる組み合わせでしょう。
楽天カードは年会費無料で気軽に申し込めるのも多くの方に選ばれている理由です。
ANA便に乗らなくても毎年ボーナスマイルがもらえる「ANA JCBカード」とお買い物でお得にマイルが貯まる「楽天カード」は陸マイラーにもオススメと言えます。
ANAカードとソラチカカードの2枚持ち

マイルを上手に貯める組み合わせとしては、「ANA JCBカード」と「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」も効果的です。
ソラチカカードは東京メトロが発行しているANAマイラー御用達のカード。
東京メトロに乗ると獲得できるメトロポイントは100ポイントでANAの90マイルに交換できます。
関東在住で東京メトロを利用する機会が多い人にはメリットが大きい2枚持ちの組み合わせです。
ソラチカカードは、「ハピタス」や「ちょびリッチ」などのポイントサイトでのアンケート回答やサイト経由での商品購入でもポイントがもらえます。
「ハピタス」は楽天やYahoo、旅行会社とも提携し、「ハピタス」の楽天バナーのクリックで楽天で商品購入するとなんとポイントの三重取りも可能!
- ハピタスポイント
- 楽天ポイント
- クレジットカード会社のポイント
どれもANAマイルに交換可能なので、関東在住ではなくとも十分に2枚持ちする価値はあるでしょう。
ANAカードの2枚持ちのお得な活用法
本記事で取り上げたANAカードの2枚持ちの組み合わせはあくまでも一例です。
ANAカードと自分に合うカードの2枚持ちで獲得マイルは大幅に増やせます。
ANAカードの2枚持ちをライフスタイルに合わせる
ANAカードと相性の良い組み合わせで2枚持ちしても、ライフスタイルとマッチしていなければメリットは少ないです。
ANAカードと楽天カードの2枚持ちも、楽天を頻繁に利用しなければお得にポイントは貯まりません。
ANAカードとソラチカカードの2枚持ちも、東京メトロやポイントサイトを全く利用しない人はマイルが貯まりにくいでしょう。
自分のライフスタイルに合わせて相性の良いカードを2枚持ち・複数持ちすれば、よりお得にANAカードを活用できます。
たくさんのクレジットカードを所持してむやみやたらと利用するのではなく、メインカード、サブカードと使い分けて、役割分担をすると用途に合わせたポイントが貯まりやすいです。
ANAカードと2枚持ちするカードの最新情報を把握する
ANAカードや楽天カード、ソラチカカードなどクレジットカードに関するルールが変わるケースは頻繁にあります。
2018年の4月にもソラチカカードからANAマイルへの交換率の変更が発表されました。
ポイント制度は普遍的ではなく変更されるので、ANAカードと2枚持ちするカードの最新情報は常にチェックするようにしましょう。
状況に応じてカードを変更したり、ポイントの交換ルートを変えたりしてできるだけ還元率が高まるよう対応するのが得策です。
ANAカードを2枚持ちしてよりお得にマイルを貯めよう
ANAカードの2枚持ちについて取り上げました。
ANAカードと2枚持ち・複数持ちするカードは、年会費が安く自分のライフスタイルに合ったカードがオススメです。
年会費が無料の楽天カード、メトロポイントをマイルに移行できるソラチカカードは、ANAカードと相性が良い組み合わせと言えます。
ANAカードと自分に合った2枚目のカードが見つかりますように。