リーダーズカードとレックスカードを比較!高還元率でお得なカードの選び方

株式会社ジャックスから発行されている「リーダーズカード」と「レックスカード」は高還元率カードとして有名です。
しかし、それぞれの違いやメリットがよくわからずにどちらを利用するか迷っている人も少なくありません。
今回はリーダーズカードの基本スペックとポイント制度、レックスカードと比較してそれぞれの違いを検証します。
高還元率のカードをお得に活用したい方は必見です!
リーダーズカードの基本スペック
まずは、リーダーズカードの基本情報のご紹介です。
項目 | 詳細 |
---|---|
年会費 | 初年度無料 次年度以降条件付き無料(※1) |
家族カード | 本会員が入会初年度の場合に限り無料 次年度条件付き無料(※1) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.25%(通常時) |
国際ブランド | マスターカード |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
※1 当年度のカードショッピング利用代金の合計が30万円以上場合は無料。
30万円未満の場合、本会員は本会員2,750円(税込)、家族会員1名あたり440円(税込)。
クレジットカードの機能としては全く問題ありません。
むしろ優秀な部類です。
国際ブランドはマスターカードなので国内外どこでも使えますし、ETCカードも無料で発行可能です。
しかも、保険も最高額が2,000万円と大変充実しています。
リーダーズカードのポイント制度
基本スペックはおさえられたかと思います。
ここからは、高還元率カードを語るうえで重要な「ポイント制度」についてみていきましょう。
リーダーズカードでポイントを貯めよう!
リーダーズカードは、先ほど述べた通り基本還元率は「1.25%」です。
年会費無料カードは、還元率1.0%以上なら優秀なカードだと言われているので、いかにリーダーズカードが優秀かが伝わるかと思います。
しかも、リーダーズカードは決済する条件や場所を選びません。
どこで何を買っても還元率1.25%が実現されるのです。
ですので、クレジットカードが使えるシーンでは、どんどんリーダーズカードを使用していきましょう。
さらに、この還元率はJACCSモールというショッピングサイトを経由してネットショッピングをすることで、1.75%以上に引き上げることが可能です。
リーダーズカードなら街中でもインターネット上でもザクザクポイントを貯めることができます。
リーダーズカードのポイントを使ってみよう!
リーダーズカードにはポイント交換先が3つ用意されています。
それぞれの特徴を知って、最も自分のライフスタイルにあった交換先を利用してください。
1,「Jデポ」
Jデポは、カードショッピング請求代金を割り引くために使えるポイントです。
リーダーズカードのポイントをJデポに変えると、請求金額はこのように減少します。
「例:ご利用代金(10,000円)ーJデポ(4,000円分)=請求代金(6,000円)」
つまり、Jデポがたくさんあればあるほど請求額が安くなります。
ポイントをどう使えばわからない人、特にポイントで欲しいものがない人にオススメの交換先です。
- 引換レート
- 3,500ポイント→Jデポ4,000円分
2,「G-Point」
Gポイントは、いわゆる「共通ポイント」です。
色々なポイントを一度Gポイントに集約し、さらにそれらのポイントを電子マネー系ポイント、マイル、ギフト券などに交換できます。
複数のクレジットカードを利用している人にオススメの交換先です。
- 引換レート
- 3,500ポイント→Gポイント4,000ポイント
3,「ANAマイル」
ANAによく乗る人、陸マイラーに朗報です。
リーダーズカードでは、ポイントを直接ANAマイルに変換できます。
クレジットカードは山ほどありますが、1回の交換だけでポイントをマイルにできるカードは、実はそんなにありません。
ANAマイルを集めている人にとって、とても便利なカードであり嬉しい交換先です。
- 引換レート
- 3,500ポイント→ANAマイル2,400マイル
※マイルの価値は時期によって変動しますが、5,000マイルから国内線の特典航空券(片道)に変換できます。
このように3つそれぞれ特色がある交換先です。
「ざっと読んだけど、どれがいいかわからない」という人は「Jデポ」がオススメ。
カード利用代金の請求額が安くなることは、誰にとっても嬉しいことです。使い勝手のいい交換先ですよ!
リーダーズカードとレックスカードの比較
ここまでリーダーズカードをご紹介してきましたが、同じ発行会社から出ているレックスカードと比べるとどちらの方がいいのでしょうか。
実はこの2枚、「年会費」と「ポイント交換先」以外に大きな違いはありません。
ポイント還元率も両カード共に1.25%です。
リーダーズカード | レックスカード | |
---|---|---|
年会費 | 初年度無料 次年度は年間30万円以上の決済で無料 |
無料(次年度も条件なしで無料) |
ポイント制度 | Jデポ・Gポイント・ANAマイルの3種類 | Jデポ・ANAマイルの2種類 |
レックスカードは無料ですが、リーダーズカードは条件付き無料です。
条件自体は、年間30万円以上の決済なので一見するとクリアできそうな印象ですが、月間で割ると月25,000円。
これは意識してカードを使わないとなかなかクリアできない金額でしょう。
特にメインカードが他にあり、リーダーズカードがサブカードの人にとってはますます条件クリアが難しくなります。
せっかくの高還元率でも年会費(2,750円 税込)が発生してしまうと、かなりの損失です。
基本的には「レックスカード」を選ぶ方がベター。
ただし、ポイント交換先にこだわりがある方は「リーダーズカード」を選択しましょう。
リーダーズカードとレックスカードを比較してお得に活用
リーダーズカードはレックスカードと比較すると年会費の面でやや不利なため、無料の条件が厳しそうならレックスカードを選ぶ方が無難です。
しかし、リーダーズカードはポイント交換先が豊富。
それぞれにメリットがあるので、「年会費」と「ポイント交換先の数」を比較してより自分にあったカードを選んでくださいね。