JALカード会員必見!国内線特典航空券のルール変更

JALカードを使ってマイルを貯めている人にとって、国内線の特典航空券は一番身近な目標であり、実際に特典航空券に交換をして国内旅行を楽しんでいる人もたくさんいると思います。
そんなJALの国内線特典航空券ルールが2018年秋から変更するのをご存じでしょうか。予約開始は夏から始まるので、ルールをしっかりと確認して有効にマイルを使いましょう。
ルール変更に伴い大きく変更になった点は何?
予約申し込みの期間が延長
今回のJALグループ国内線特典航空券の予約申し込みにおいて、一番の大きな変更点は、これまで予約をすることができるのは、出発の前日から数えて4日前までになっていましたが、今回のルール変更に伴って搭乗日の前日まで予約をすることができるようになりました。
インターネットであれば、出発日前日の日付が変わるぎりぎりまで、電話予約の場合には的口営業終了時間まで予約をすることができます。予約の開始に関しては、これまで通り出発日の2か月前からという点は変わりません。
どんな人にメリットがあるか
国内線特典航空券の今までの一番の欠点が解消されたルール改正です。
これまでは4日以上前に予約をしなければいけない縛りがあったので、直前に旅行に行きたいと思ったときやビジネスの場面では使いにくかったのです。
しかし、前日まで予約期限が伸びたことによって、急な出張や天気が良いので急に思い立って旅行に行きたくなったとしても特典航空券を利用することができるメリットが生まれてきます。
マイル単価的にもメリット
特典航空券に交換するときに意識する数字としてマイル単価があります。
前日予約が可能になったということで、特典航空券の価値は「特便割引1」の航空券とほぼ同じマイル単価になりました。
例えば、東京(羽田)と大阪(伊丹)の特便割引1の運賃は、13,000円前後からになります。特典航空券だと同区間は6,000マイル。
マイル単価は1マイル=2円以上の価値になります。電子マネーに交換するよりもはるかによい単価で交換することができます。
予約変更も前日まで受付
今回のルール改正によって国内線特典航空券の予約が前日まで可能になりましたが、もう1つ変更になったのが予約の変更です。
これまで一度予約をしてしまった航空券は、同じ区間に限り出発日の前日から数えて4日まで変更をすることができましたが、今回のルール改正によって希望出発日の前日まで予約の変更をすることができるようになりました。これによって急病によって前日に出発できないことが分かっても翌日以降に航空券を振り返ることが、これまで以上に柔軟に変更できるようになりました。
今回のルール改正によってこれまで以上に特典航空券が使いやすくなります。
ルールの変更はいつから適用されるのか
今回のJAL国内線特典航空券のルール変更は2018年10日4日(日本時間)予約受付分より適用されます。
予約の受付は10月4日であっても航空券の予約開始は8月からなので予約をするときには10月4日以降の便であれば直前になってからでも予約の変更をすることが可能になります。
チケットの取り方に工夫が必要な点とは
今回のルール改正で、予想されている話として「特典解放席の増加」があるのではないかと言われています。
航空会社としては有償で航空機に乗ってもらうことができない場合、マイルでも乗ってもらうことができれば利益になります。そこで、直前になって有償だった座席の一部が特典航空券として開放されるのではないかと予想されています。これは事実であればマイラーにとってうれしいニュースです。
ただ、確実に言えることとしてチケットの変更に自由度が高まったということは、それだけ特典航空券の座席も直前まで変動が起こりやすくなります。
今は、インターネットで簡単に予約の変更をすることができるので、これまで以上に特典航空券を狙っているのであれば、直前までこまめに残席数を確認することが大切になります。急に自分にとって最適なチケットが手に入るようになるかもしれません。
まとめ
今回のルール変更に伴う主なポイントは以下の通り
- JAL国内線特典航空券の予約申込期間がこれまで出発日の前日から4日前までが予約期間であったが、前日まで予約可能になり、直前に旅行や仕事で特典航空券を使うことができるようになる。
- 予約の変更も出発日の前日から4日前までに変更をしなければいけなかったが、ルール変更に伴い前日まで予約の変更をすることが可能になる。
- これらの変更は2018年10月4日予約の受付分から適用されるようになる。
- ルールの変更に伴い、これまで以上に特典航空券の残席数に直前まで変動ができる。特典航空券を狙っている人は、何度も航空券の残席数をチェックすると急に残席ができるようなこともある。
- JAL国内線特典航空券を発券するにあたって必要なマイル数などに変更なく、従来通り、出発日であれば予約便の前の便に残席がある場合に限り、便の変更をすることができる。