ダイナースクラブカードのクラブ・オンラインにログインしたら何が出来る?

ダイナースクラブカードに加入すると、ダイナースカードクラブ・オンラインというサービスを利用することが出来るようになります。
ダイナースカードクラブ・オンラインというのは、会員限定のサービスとなっていて、加入していない人には利用することが出来ませんが、特徴的なメリットがあるというサービスでもありません。
しかし、無いと困るようなサービスとなっていますので、こちらではダイナースカードクラブ・オンラインがどのようなサービスなのかということについて詳しく紹介していきます。
全てのダイナースカードで利用できるサービス
ダイナースカードクラブ・オンラインというのは、会員限定のサービスとなっていますが、内容としては取引履歴の照会やダイナースが提供しているキャンペーンのエントリーなどのサービスとなります。
具体的にダイナースカードクラブ・オンラインで利用することが可能なサービスについては、下記の10点となります。
- eステートメント
- オンライン振込サービス
- ご利用履歴の照会
- ダイナースクラブリワードプログラム
- キャンペーンへのエントリー
- 「あとからリボルビング」の申し込み
- ダイナースグローバルマイレージのご入会、マイル加算手続き
- 年収証明書類の提出
- 資料請求
- ダイナースクラブ未加盟店の要望
これらのサービスを利用することが可能ですが、全てのダイナースクラブカードでこれらのサービスを利用することが出来るということではありませんので注意しなければいけません。
カードの種類によっては、「オンライン振込サービス」や「あとからリボルビング」などのサービスを利用することは出来ません。
取引履歴の照会やポイントを貯めるリワードプログラムへの参加などについては、どのカードでも利用することが可能ですが、キャッシングや支払い方法の変更などについては利用できない可能性もありますので、注意してください。
ダイナースカードクラブ・オンラインで利用可能なサービスの個別紹介
こちらでは、上記で紹介した10点のサービスを個別に紹介していきます。
eステートメントについて
まずは「eステートメント」についてですが、こちらは利用明細をオンライン上で確認することが出来るサービスとなっています。
利用明細をデータとして確認するだけならば、パソコンだけではなくスマートフォンやタブレット端末でも確認することが可能になっていますので、場所や時間に関わらずチェックをすることが出来ます。
どれくらいの期間まで遡る事ができるのかということについては、最大で過去15ヶ月分までの利用明細を閲覧することが可能です。
また、書類として利用明細がほしいという方の場合は、パソコン上でPDFファイルまたはCSVファイルとしてダウンロードすることが出来ますので、ダウンロードしたファイルを印刷すれば紙媒体で管理することも出来ます。
このような場合は親カードで確認をすれば、利用明細を確認することが出来ますので、そちらを利用するようにしてください。
eステートメントに登録をしていると、原則として自宅に利用明細書が送られるということもありませんが、ダイナースクラブが定める条件によって必要だと判断された場合は明細書が送付されることになります。
オンライン振込サービスについて
次にオンライン振込サービスについてですが、このサービスはダイナースクラブカードにキャッシング枠が設定されている場合のみ利用することが出来るサービスです。
オンライン上で手続きをすることによって、登録している支払い口座に振込をすることで借り入れる事ができるというサービスになっていて、場所を問わずに手続きができるということになります。
注意点としては、当然のことながらダイナースクラブカードにキャッシング枠が無いと利用することが出来ませんので、ショッピング枠のみの利用をしているという方の場合は利用できないということを覚えておいてください。
ご利用履歴の照会
次の利用履歴の照会については、eステートメントと同じようなサービスになっていますが、eステートメントの場合は登録をすることによって利用することが出来るサービスなのに対して、利用履歴の紹介の場合はサービスに登録していなくても利用することが出来ます。
ダイナースクラブリワードプログラム
次にダイナースクラブリワードプログラムというのは、ポイント交換の手続きや貯まったポイントの残高を確認することが出来るサービスになっています。
ダイナースクラブカードに貯まったポイントというのは永久不滅となっていますので、いつでも自分の好きなタイミングで交換をすることが出来るということになります。
キャンペーンへのエントリー
次にキャンペーンへのエントリーについてですが、ダイナースクラブカードに加入することによって利用することが可能なキャンペーンについては、利用することによって付与ポイントが多くなったり、キャッシュバックを受けられたりするキャンペーンが多いです。
また、キャンペーンを利用することによって、オトクなサービスを受ける事ができるというようなプランも用意されていますので、気になる方は定期的にチェックをしてみると良いでしょう。
「あとからリボルビング」の申し込み
次に「あとからリボルビング」というサービスについてですが、こちらはダイナースクラブカードに加入した際に決定した支払い方法を、利用明細を見ながら変更するというサービスになっています。
例えば少し大きな買い物をしてしまって、今のままの状態だと支払いが厳しくなってしまうというような場合に利用することによって支払いにゆとりを持つ事が出来るようになります。
「あとからリボルビング」を利用する際には元金に対して手数料が発生するということになりますので、その点に関しては注意してください。
ダイナースグローバルマイレージのご入会、マイル加算手続き
次にダイナースグローバルマイレージの入会や、マイル加算の手続きについてですが、こちらはダイナースクラブカードに貯まったポイントをマイレージに交換するというサービスになっています。
ダイナースクラブカードでは、ANAやデルタ航空、ユナイテッド航空などのマイレージに交換をすることが出来ますが、こちらのプログラムに参加する際には年間6,600円の参加料が必要となります。
マイル移行の手数料に関しては無料となっていますが、頻繁にマイルを利用しないという方の場合は参加料に注意して利用するようにしたほうが良いでしょう。
年収証明書類の提出
次に年収証明書類の提出に関してですが、ダイナースクラブカードでは、キャッシングサービスやカードローンなどの利用がある方の場合は年収証明書類の提出が求められています。
これらの書類に関しては、郵送で手続きをするということも可能ですが、郵送の場合は手続きに掛かる時間や手間が多くなってしまいますので、オンライン上から提出をすることが出来るサービスです。
年収証明書類として認められている書類については、源泉徴収票や納税通知書など7種類の書類となっていますので、いずれかの最新書類をコピーして提出すると良いでしょう。
資料請求
次に資料請求についてですが、こちらはクラブ・オンラインで利用することが可能なサービスや、ダイナースクラブが提供しているサービスの申込書やパンフレットなどを自宅に送ってもらえるサービスです。
クラブ・オンラインでは、公式サイト上でサービスを確認することが出来ますが、紙面で内容を確認したいという方にはオススメなサービスとなっています。
ダイナースクラブ未加盟店の要望
最後にダイナースクラブ未加盟店の要望についてですが、こちらは利用者がダイナースクラブカードを使いたい店舗でカードを使用することが出来なかった場合に要望をする事が出来るサービスです。
こちらはサイト上のフォームまたは電話で手続きをすることが出来ます。
あくまでも要望するだけなので、要望が通るかどうかということについては確定ではありません。
こちらはサイト上のフォームまたは電話で手続きをすることが出来ます。
簡単に10点のサービスについて紹介しましたが、基本的にクラブ・オンラインのサービスというのは、クレジットカードの利用者が受けるサービスをオンライン上で手続きすることが出来るようにしたものとなっています。
郵送やFAXなどを使うと手続きに掛かる時間や手間が多くなってしまいますので、パソコンやスマートフォンを使って簡単に手続きをすることが出来れば楽に使えるということになります。
クラブ・オンラインを利用する際の注意点
ダイナースクラブカードのクラブ・オンラインを利用する上での注意点については、それほど多くありません。
上記でも紹介したように、クラブ・オンラインが提供しているサービスは、カードの種類によって利用することが出来ないサービスも含まれています。
必ずしも全てのサービスを利用することが出来るということではありませんので、その点については注意しなければいけません。
また、サービスによっては無料ではなく、有料のサービスや利用時に手数料が発生するケースもありますので、その点に関しては注意するようにしてください。
まとめ
ダイナースカードクラブ・オンラインというのは、ダイナースクラブカードを利用する人にとって基本となるサービスですが、ダイナースクラブカードを日常的に利用するクレジットカードとして使用している人は知らない人も多いです。
しかし、知っておくことによって日常の様々なシーンでオトクになるサービスも多いので、ダイナースクラブカードを日常的に使用しているという人はチェックするようにしたほうが良いでしょう。
ただし、クラブ・オンラインのサービスを利用する際には、サービスに登録しなければならないケースも多いので、その点に関しては注意しなければいけません。