昔より審査基準が緩和!?ダイナースクラブカードの審査や申し込み方法について

ダイナースクラブカードといえば、カードのブランドとしてステータスが高く設定されていることが特徴的。
ポイントとなるのは、年齢と収入、そして将来性の3点。これらの基準をクリアすることが出来れば問題なく利用することが出来ます。

でもダイナースってすごく審査が厳しくて、なかなか取得できないって聞いたわ…

その通り、数年ほど前までは審査の基準がとても厳しく、取得が難しいと言われておったんじゃ。しかし、近年では中流層の減少に伴って審査の基準が見直されたという話があるんじゃ。つまり昔よりは審査が緩くなった、ということじゃ。
今回は、ダイナースクラブカードの審査や申し込みの際に発生する手続きや、審査基準などについて詳しく紹介していきます。
申し込みから利用開始に至るまでの手続きについて
こちらでは、ダイナースクラブカードを利用する際の、申し込みから利用開始に至るまでの手続きについて詳しく紹介していきます。
申し込みに関する流れは、基本的に下記の8つのステップによって構成されていることが特徴的です。
- 申し込みをする
- 本人情報および勤め先情報を記入する
- 支払口座の設定をする
- 本人確認書類を提出する
- 審査が開始される
- 審査に通過後、契約を締結する
- ダイナースクラブカードが自宅に郵送される
- 利用を開始する
このような流れになっていて、全ての手続きにかかる時間に関しては1週間~3週間ほど。
それでは、それぞれの手続きについてもう少し詳しく紹介しましょう。
申し込みの方法
まずは申し込みの方法についてですが、以下の二通りの方法で申し込みが出来ます。
- ダイナースクラブカード公式サイトのオンライン上で手続き
- 三井住友信託銀行の本支店窓口から手続き
三井住友信託銀行の本支店窓口での申し込みは、三井住友信託銀行に口座がある方のみとなりますので注意してくださいね。
発行までの日数はどれくらい?
申し込みをし、スムーズに審査が進んだ場合の発行期間はどれくらいなのでしょうか。
オンライン上での手続きの場合、支払い口座の設定と本人確認書類の提出、両方をオンラインで手続きすると最短7営業日で発行できます。
それ以外の場合は最短で12日ほど発行まで時間がかかります。

審査状況によっては、更に時間がかかってしまう場合もあるぞい。
また、キャッシングサービスの設定を希望する場合は、上記の期間に加えてさらに1週間ほど時間が掛かるのじゃ。
キャッシングサービスを利用したい方は、発行まで時間がかかると頭に入れておくのじゃぞ。
本人情報および勤め先情報の記入
本人情報および勤め先情報の記入に関しては、一般的なクレジットカードを申し込む際の書類と同じように、情報を記入するというものになっていて、窓口での手続きの場合は手書きで記入し、オンライン上で手続きをする場合は申し込みフォームに記入するということになります。
情報の記入が完了すれば、次は支払口座の設定ということになりますが、この際にはダイナースクラブが提示する設定可能な金融機関の口座が必要です。
設定可能な金融機関の口座を所有していない場合は、郵送による口座振替手続きが必要になります。
郵送による手続きがあると書類の郵送・返送に時間がかかり、通常より時間がかかりますので気を付けてくださいね。
支払口座を設定する際に必要なものについては、キャッシュカードと通帳、もしくはインターネットバンキング契約者カードおよびパスワードとなっていて、指定する金融機関によって必要なものが異なりますので注意するようにしてください。
本人確認書類
本人確認の提出ですが、オンラインから申し込みをしている場合はデジカメやスマホのカメラ機能、もしくはスキャナーなどで画像化したデータをアップロードすることになります。
窓口の場合は、本人確認書類を担当者に渡せばコピーを取って完了となります。
この際の本人確認書類として認められている書類については、下記の6点が挙げられます。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- パスポート
- 健康保険証
- 写真付き住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- 在留カードもしくは特別永住者証明書
このようになっていて、原則としては運転免許証もしくは運転経歴証明書を提出するということになっていますが、これらの書類を持っていない場合は他の書類で代用することが出来るということです。
ここまでの手続きが完了すると、審査が開始されることになり、審査が完了するとメールで結果が通知されることになります。

なるほど、申し込みについては良く分かったわ!
申し込みまでの手続きが完了すると審査が開始されるのよね…難しいって聞いているから、ちょっと不安だわ。

申し込みがうまくいっても審査に落とされてしまったら…と考えて君みたいに不安になる方も多いじゃろう。
それでは次に、気になる審査について解説するぞい!
ダイナースクラブカードの審査難易度は?
ダイナースクラブカードの審査をインターネットで調べると「審査 落ちた」や「審査 瞬殺」というようなキーワードもちらほら見かけますが、難易度はどうなのでしょうか?
一部では基準が下がったという噂がありますが、下がった状態でも一般的なクレジットカードと比較すると上でも説明したとおり、重視される基準が高めであることもあり、審査基準が厳しくなっています。
また申し込み資格も、27歳以上の方となっており20代前半の若者などには向いていないカード。
審査難易度は、他社一般カードと比べても比較的難しいと言えますね。
審査日数はどれくらい?
申し込みを行ったところで、気になるのは審査の日数ですね。
ダイナースクラブカードの審査日数は申し込み方法によって異なります。
オンライン申し込みにて、支払い口座の設定と本人確認書類の提出、両方をオンラインで手続き完了した場合は2日から5日ほどで審査結果は出ます。
それ以外の場合は、1週間から3週間ほど見ておいた方がよさそうです。
審査状況が知りたい場合は?
なかなか審査の結果が出ず、今審査がどうなっているのか疑問に感じることがあるのではないでしょうか。
ダイナースクラブカードの審査状況を知りたい場合は、問い合わせフォームから問い合わせをすることにより審査状況を確認することが出来ます。
審査状況を確認する場合は、問い合わせフォームに受付番号を入力し、申し込み者本人が問い合わせをすることになります。
申し込み者本人以外での問い合わせでは、答えてくれませんので注意してください。

問い合わせフォームはここからアクセス出来るぞい。
審査の際に重要視される基準について
ダイナースクラブカードの審査基準というのは、冒頭でも紹介したように年収と年齢、そして将来性の3点によって構成されていることが特徴的です。
基準となる年収や年齢について
まずは基準となる年収や年齢について紹介していきますが、こちらは明確にされていて500万円以上の年収と、満27歳以上という制限があります。
昨今の平均年収は住んでいる地域や業種などによっても異なりますが、300万円台から400万円台だとされています。
このことから考察すると、ダイナースクラブカードというのは持っているだけで平均以上の収入を得ているということが分かるためにステータスの高いクレジットカードだと言われています。
しかし、一昔前までは医者や弁護士といった高収入を得ていて社会的な信用が高い人しか加入することが出来なかったと言われていますので、審査基準については下がったと言っても過言ではないでしょう。
年齢については紹介することもありませんので割愛しますが、年収に関しては手取りではなく額面での数字となります。
さらに、ボーナスが支給される場合はボーナスの金額も含めるということになりますので、月々の収入と賞与を合わせて総支給額で500万円を超えていれば申し込みをすることが可能です。
3つ目の審査基準、将来性について
審査の際に肝心なのが将来性という項目になっています。
将来性というのは、あやふやな項目となっていて、明確な基準というものが設けられていません。
上記でも紹介したように、ダイナースクラブカードは医者や弁護士といった社会的な信用が高い人しか加入することが出来なかったという背景がありますので、将来性というのは言い換えればどのような職種に就いていて、どのような肩書きを持っているのかということを示す項目となります。
しかしダイナースクラブカードでは、2017年10月から申し込みをする際の職業選択の欄で契約社員や派遣社員、パートタイマーやアルバイト、学生という項目を選択することが出来るようになりました。
この変化が意味していることは、職業に関係なく利用することが出来る可能性があるということにも繋がりますので、将来性に関しては気にしなくても良いかもしれません。
ただし、医業や士業といった社会的にステータスが高いとされる職業に就いている人と比較すると審査に通過するのが難しいのは言うまでもないことだと思われますので、その点については注意して申し込みをしてください。
過去1年以内に返済の遅滞があるもしくは、キャッシングなどで事故歴があるというような場合には審査に通過することが難しくなりますので、その点に関しては注意するようにしたほうが良いでしょう。
ダイナースクラブカードをオトクに使う方法
ダイナースクラブカードに加入した際に発生する費用というのは、基本的に年会費のみとなっています。
本会員の場合は24,200円(税込)、家族会員の場合は5,500円(税込)の手数料が発生するということになります。
しかしながら、三井住友信託銀行が発行しているダイナースクラブカードの場合は特典を利用することによって本会員の年会費を安くすることが可能です。
三井住友信託ダイナースクラブカードの年会費特典について
特典を利用する際の条件については、新規会員の場合は入会後3ヶ月以内にカードの利用金額が20万円以上になるというものになっていて、次年度以降の場合は前年度のカード利用金額が50万円以上になるというものです。
条件をクリアすることが出来れば、年会費が24,200円(税込)から13,200円(税込)に値引きされることになりますので、1万円以上オトクになるということが挙げられます。
本会員の他に、家族カードやリボルビングカード、ETCカードの加入している場合は、全ての利用金額が本会員のカードに合算される仕組みになっていますので、その点については注意するようにしてください。
そのため、家族カードを利用する場合の年会費は5,500円に設定されていますが、家族カードの年会費に関しては割引特典がありませんので注意が必要です。
入会してから3ヶ月以内に20万円というと大きな金額のように見えるかもしれませんが、家賃や光熱費、食費などの日常的に必要な費用をクレジットカードで支払うだけで十分にクリアすることが出来る金額です。
1ヶ月あたり7万円の現金払いをカード払いに切り替えるだけなので、それほど難しい話ではありません。
また、カード払いをすることによってポイントを貯めることが出来ますので、現金払いよりもオトクになるということを知っておくと良いでしょう。
まとめ
ダイナースクラブカードというのは、一般的にも高いステータスが必要なクレジットカードとして認知されています。
そのため、加入条件が厳しいと認識している人が多いですが、昨今の経済状況に合わせて審査基準が緩和されているという背景もありますので、今まではダイナースクラブカードの基準に満たなかった人も加入できる可能性があります。
ダイナースクラブカードは年会費が必要なクレジットカードなので、敬遠される方も多いかもしれませんが、その分だけ特典も豊富になっていますので、まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。