空と陸でためるならJALカードsuica!こんな人ならもっとお得にためれる!

JALカードの中でも異色の存在であるJALカードSuica。
このカードの最大の魅力はオートチャージでポイントが貰えるところにあり、ポイント還元率が最大1.5%です。
さらに2018年、JALカードSuicaにゴールドカードが発行されました。では、このカードにはどんなメリットがあるのでしょうか。
JALカードSuicaなだけに鉄道を利用する人もいれば、利用できない・しない人もいます。それぞれの利用状態別に解説します。
目次
どんな人向けのカード?
suicaが利用可能な範囲に住むJALマイルを貯めたいひとにオススメのカードです。
suicaへチャージすることで、JRE POINをためることができ、ためたポイントはマイルに移行が可能です。
通常、ポイントをマイルに移行するとき移行手数料を取られることがしばしばあるのですが、JALカードSuicaはJREポイントをマイルに移行しても手数料0円、嬉しいことに手数料がかからないのです。
ここからはちょっとしたテクニックですが、JREポイントはショッピングマイル・プレミアムに入っていると1,500ポイントを1,000JALマイルに移行できます。
先ほどから何度も繰り返しているJREポイントについては後述しますので読み進めてくださいね。

suicaが利用可能な範囲は利用可能エリアでご確認できるんじゃぞい!
ではここからは簡単にJALカードsuicaの基本情報をおさらいしましょう。
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年会費(税込み) | 2,200円 | 11,000円 | 17,600円 |
国際ブランド | JCB |
JALカードsuicaカードは高校生を除く18歳以上の方が申し込みをすることができるカードです。
選べる国際ブランドはJCBのみとなっています。
入会搭乗ボーナス・毎年初回搭乗ボーナス・ご搭乗ごとのボーナスはカードのステータスに順じて付帯しています。
ちなみにJALカードsuicaゴールドは2018年の秋頃に登場したカードです。
SuicaはJR東日本が行っている交通系電子マネーです。そのため、JR東日本を利用する人にとってはJALカードSuicaにはたくさんのメリットがあります。
では「鉄道利用ができない・しない人は得することがないの」と思われるのですが、メリットが全くないわけではありませんよ。記事の真ん中あたりで紹介しますね。
そもそもJALカードsuicaの基本を知りたい方はこちらの記事は必見ですよ。
鉄道利用者のメリット
1つ目にオートチャージ
Suicaをチャージするためには、自動券売機でわざわざチャージをする必要がありますが、JALカードSuicaにはオートチャージ機能がついているので、そのまま改札機を抜けるだけで、残高が設定数値以下になると自動的にチャージされます。チャージできておらず、改札機で止められるということはなくなります。
2つ目にJRE POINTが貯まる
電子マネーへのチャージではマイルやポイントを貯めることができないケースが多いですが、JALカードSuicaの場合には、オートチャージを利用することによってポイントを貯めることができます。
1000円につき6ポイント貯まり、様々な商品に交換をすることができます。
商品価値から考えるとJRE POINTの場合、1ポイントが2円から2.5円程度になるので還元率は1%から1.5%と優秀な数字になります。
また、JRE POINTはJALマイルに交換することもできます。600ポイントで500マイル(ショッピングマイルプレミアムに加入していれば1,000マイル)加算できます。
ためたJRE POINTを確認するには?
JALカードsuicaを使ってコツコツとポイントをためるなら、どれくらい溜ったか確認したいですよね。ためたポイントの確認はVIEW’s NETでできます。
VIEW’s NETはポイントの確認以外に下記のこともできます
- 利用明細の照会
- 支払方法の変更
- 個人情報の手続き
ここで注目していただき所は2つめの利用明細の照会です。
明細は毎月利用明細書として郵送されてきますよね。これををWEBからの確認に切り替えるとJREポイントをさらにもらうことができます。
鉄道利用ができない・しない人のメリット

suicaっていうくらいだから、地方のsuica圏外ユーザーって、はぶられてるっすよね。ほんとにメリットってあるんすか?

suicaカードを侮ってもらっては困るぞい。ちゃんとsuica圏外のユーザーにもお得になるんじゃ!
電子マネー付きカード
JALカードSuicaは、交通系電子マネーがついているため、鉄道を利用する人にとってはメリットがあります。
では、鉄道を利用できない人や、しない人やにとってはメリットがないのでしょうか。
そんなことはありません!鉄道を利用しない人にとって一番のメリットは電子マネーがついているカードであるということです。
通常のJALカードは、電子マネーの機能がついておらず、日常生活で電子マネーを利用するのであれば別のカードを持たなければいけません。
WAONが付いているJMBイオンカードがありますが、このカードは、電子マネー機能がついているものの、飛行機に乗った時のボーナスマイルや空港での割引サービスを受けることができません。
JALカードSuicaは、あくまで「一般のJALカードの機能+Suica」という位置づけになっているので、ボーナスマイルも貯まるし、特約店のマイル2倍もあります。年会費も一般のJALカードと同じため、JALカードを保有するのであれば、電子マネー機能のついているJALカードSuicaのほうが便利になります。
JALカードSuicaのデメリットは
カードブランドがJCBのみ
JALカードSuicaにもいくつかのデメリットがあります。その1つがカードブランドの選択がJCBしかないということです。
JALカードであれば、VISAやMASTERなどのカードブランドから選択することができますが、JALカードSuicaの場合にはJCBしか選択肢がありません。
海外のお店ではJCBブランドが使えないことが多く、海外での利用が多い人には不向きなカードです。
旅行保険がやや弱い
航空系クレジットカードで充実しているのが旅行に関する保険ですが、JALカードSuicaの場合、最大1,000万円までの海外・国内旅行傷害保険が付いていますが、補償の内容が死亡したケースと後遺障害が残ったケースのみとなっており、使う頻度の高い怪我や病気に関する補償は付いていません。
ゴールドであればこのあたりもカバーされるようになっているので、保険を充実させたい場合にはゴールドがおすすめです。
一般のJALカードSuicaについている保険だけで海外旅行保険にするのは、ややリスクがあります。
で、マイル還元率はいかほど?
JALカードsuicaの還元率は100円で0.5%です。これは普通カードと同じ還元率です。
しかし、JALカードsuica最大のメリットは何度も繰り返していますが、オートチャージでマイルをためられる点で、JALカードsuicaを利用してオートチャージすると最大で1.5%の還元率でマイルをためることが可能です。
さらに、新幹線利用時は還元率がアップするのもsuicaならではで、一般カードではできない還元率アップ方法です。ただし、新幹線利用をして獲得マイル数を上げる方法はちょっとしたコツが必要です。
詳しくは、JALカードSuicaをマイル還元率から考えるの記事内、新幹線利用時は還元率がアップも読んでくださいね。
ゴールドなら特典が上乗せ
JALカードSuicaで2018年に登場したのがゴールドカードです。基本的な特典はJALカードCLUB-Aゴールドと同じですが、それよりも年会費が高くなっています。
その分だけ特典が上乗せされており、目玉になっているのが入会後のプレゼントです。
2年目以降に1年間の利用金額が100万円を超えていれば、新幹線や特急列車、普通列車で利用できるグリーン券やスイーツセットをもらうことができましたが、2019年からは特典内容が変わります。
フライトによるボーナスマイルはゴールドカードに準じた分上乗せされるので、フライトでも鉄道利用でもどんどんマイルを貯めることができます。
まとめ
- JALカードSuicaにはSuicaへのオートチャージがついていたり、オートチャージをしたりすることによってポイントをもらうことができ、JALマイルに交換することができるので、鉄道を頻繁に利用する(特にJR東日本)人にはメリットが多くあります。
- 鉄道を利用しない人でもJALカードに電子マネー機能がついているだけで、年会費は変わらないのでメリットがある。
- JALカードSuicaゴールドは、基本機能に追加機能が上乗せされているのでJR東日本やJALを多頻度で利用する人にはメリットが大きい。
- デメリットとしては、カードブランドがJCBしかないことと、海外旅行保険がやや弱いところがあげられる。