プロミスのコロナ支援「応援融資」とは?審査通過し融資を受けるコツ

プロミスでは、コロナ支援として無利息の「応援融資」を実施していました(※2020年10月現在、ホームページに記載なし)。
応援融資は、特定の事柄によって経済的な被害を受けた人を対象にするサービスで、2016年の熊本地震の際にも行なわれています。
今回は、そんなプロミスの応援融資の特徴や審査基準などを紹介します。
今年の応援融資を受けられなかった方も、今後の参考にぜひチェックしてみてください。
目次
プロミスの「応援融資」はどんなサービス?
プロミスの応援融資は従来の消費者金融の融資と比べて上限額が低いものの、圧倒的に金利(実質年率)が低いです。
応援融資の概要
商品名 | 応援融資 |
---|---|
対象のお客様 | 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済的損失などの被害を受けた方 |
必要書類 | 本人確認書類 |
契約方法 | 全国の当社店頭窓口(お客様サービスプラザ)、自動契約機、または通信(郵送) |
商品限度額 | 10万円 |
貸付利率 | 実質年率4.50% (ただし、貸付後1年間は無利息) |
返済期間 | ・貸付後1年間は3ヶ月に1回の返済(末日) ・1年経過後は毎月1回末日の返済 |
担保・保証 | 不要 |
プロミス「応援融資」の特徴
プロミスの応援融資は経済的損失を受けた人が対象
2020年に実施されたプロミスの応援融資の対象者は「新型コロナウイルス感染拡大により、経済的損失などの被害を受けた人」です。
- アルバイトのシフトが減った
- 給料が減らされた
- ボーナスがカットされた
上記のような理由で収入が一時的に減少するなど、経済的損失を受けている場合に限り借入が可能です。
プロミスの応援融資は1年間無利息
新型コロナウイルスにより経済的に損失を受けている人を応援する融資のため、1年間は無利息で融資を受けられます。
プロミスのフリーキャッシングは上限の金利(実質年率)が17.8%ですので、それが無利息となれば大きなメリットと言えます。
- 10万円を1年間17.8%で借りた場合
- 100,000円×17,8%=17,800円
応援融資を利用すると最大17,800円の金利負担が軽減されます。
なお、1年間の無金利期間を超えた後も、借入利率はフリーキャッシングの17,8%へ上がることなく、4.5%と低金利で借入を続けられます。
銀行カードローンでも年率4.5%で借りられるものは少ないので、メリットの大きい商品となっています。
プロミスの応援融資は限度額が10万円
応援融資の借入限度額は10万円までです。
無利息かつ低金利で借りられる反面、少額での取り扱いになります。
多額の融資を希望している場合は、500万円が上限のフリーキャッシングで追加借入を検討してみて下さい。
「応援融資」以外にもプロミスは審査基準を緩和している
応援融資の審査基準は基本的に通常審査と同じですが、プロミスではコロナ禍に付随して、下記のような緩和がありました。
- 収入証明書の提出期限の緩和
- 個人事業主向けの貸付契約手続きの緩和
収入証明書類の提出期限が緩和
プロミスをはじめとした消費者金融で一定額以上の借入をするときには、貸金業法により収入証明書の提出が求められます。
収入証明書は一定期間が経つと都度書類の提出が求められます。
提出期限は通常2ヵ月以内ですが、コロナウイルス感染拡大の影響により収入証明書の入手が困難な場合には6ヵ月まで提出期限が緩和されます。
収入証明書の提出が必要なケース
- プロミスの借入が50万円を超える場合
- プロミスと他社借入を含めた借入総額が100万円を超える場合
- 増額審査など追加で申し込みした場合
※応援融資のみを利用する場合は収入証明書類の提出が必要ありません。
個人事業主向けの貸付の契約手続きも緩和
通常、プロミスで個人事業主向けに貸付を行う場合は「自営者カードローン」という商品で融資が行われます。
自営者カードローンには「事業計画」「収支計画」「資金計画」など、事業に関わる書類の作成・提出が必須です。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて計画の作成や提出が難しく応援融資を利用する場合は、現状の確認のみで計画の作成を免除されます。
ただし、借入限度額が小さいので、多額の融資を受けたい場合は自営者カードローンの利用も検討しておきましょう。
プロミス「応援融資」利用時の注意点
10万円までの少額融資しかできない
プロミスの応援融資は借入限度額が10万円までとなっています。
追加でお金が必要な場合は市町村役場の「コロナ対策緊急小口融資」や、銀行のコロナ対応フリーローンなど、借入が出来る先を探した方が良いでしょう。
プロミスの応援融資を利用し、資金に余裕が出た段階で次の手を考えておくのが大切です。
応援融資は契約時に借入した金額を返済するのみの商品です。
返済した分をすぐにまた借りることは出来ないため注意しておいてください。
総量規制の対象
応援融資は「総量規制」の対象となるので、一定額を超えた借入がある人は審査に落とされます。
総量規制とは、「個人の借入総額が年収の3分の1を超えない」よう課せられた貸金業法上のルールです。
現状で総量規制を超えて借入している人や、応援融資によって年収の3分の1を超えてしまう人は審査に通りません。
プロミスの「応援融資」は通常のローンよりお得!
- プロミスの応援融資は1年間無利息で融資を受けられる
- 応援融資の借入限度額は10万円
- 応援融資は契約時に借入した後は返済のみ
プロミスの応援融資は、現在経済的損失を受けている人にとっては検討する価値があるお得な商品だと言えます。
現在は公式ホームページの記載がなくなっていますが、プロミスのフリーローンであればいつでも申し込みが可能です。
最短30分で審査結果が出てお金を借りられるので、ローンの利用を考えている方はぜひ検討してみてください。