プロミスから督促状ハガキが来た!法的措置を受けない早期対策とは

「プロミスからハガキが届くって本当?」
「家族にバレるような郵送物は避けたい!」
このような不安や疑問を抱えている方は少なくありません。
今回は、プロミスからハガキが届く理由と、郵送物を送られるのを防ぐための対策について紹介します。
家族や友人にバレずにプロミスを利用していきたいと思っている方はこの記事を参考にして郵送物を防ぎましょう。
目次
プロミスからハガキが届くケースは大きく分けて3つ
プロミスからハガキが届く理由は以下の3つのケースに分けられます。
- ローンカードの送付
- 利用明細の送付
- 延滞に対する督促状
ローンカードと利用明細に関しては、カードレス申し込みとWeb利用明細を利用すれば郵送物を無くせます。
しかし、申込方法に関わらず長期延滞をすると送られてくるのが延滞した場合の督促状です。
通常、プロミスからの郵送物は社名を伏せて「親展」として送られますが、不審に思った家族が開けてしまうケースも考えられます。
家族や友人にプロミスの利用がバレたく無い場合、延滞だけは絶対にしないようにしましょう。
プロミスからの督促状ハガキを放置するとどうなる?
プロミスへの支払いを延滞すると、以下のような流れで督促が行なわれます。
支払いを放置し続けてもメリットはないため、ハガキが届く前の段階できちんと対策をとった方が良いでしょう。
プロミスの督促の流れ
- 追加借入が出来なくなる
- 督促状や催促の電話が来る
- 延滞が2か月を超えると信用情報に傷が付く
- プロミスを強制解約される
- 一括返済を要求される
- 最悪の場合裁判となり、財産を差し押えされる
(1)プロミスから追加借入が出来なくなる
プロミスの返済に遅れると、その時点で追加の借入が出来なくなります。
延滞した日から借入機能がストップされるので、ハガキが来た時には既に借入が出来ない状況になっています。
追加借入の制限は返済が行われると解除されるため、お金を借りたい人はまず延滞を解消する必要があります。
(2)プロミスから督促状ハガキや催促の電話が来る
プロミスの返済が滞っていると、プロミスから督促の連絡が来ます。
まず電話がかかってきて、その後にハガキなどの郵送物が送られるのが一般的な流れです。
-
● プロミスからの電話に出なかった
● 電話が繋がらなかった ※電話番号を変更してプロミスに届けていない場合など
● 着信拒否をしていた(未登録番号を拒否している場合も同じ)
以上のケースのような理由で本人に連絡が取れなかった場合、およそ数週間後にハガキや郵送物が届きます。
電話番号の変更忘れなどがあっても大丈夫なように、プロミスへの返済を延滞してしまった際は、こちらから連絡を取るのがおすすめです。
(3)延滞によって信用情報に傷が付く
万が一延滞を2ヵ月以上続けてしまった場合は、信用情報に金融事故として記録され、他社を含めた新規での借入が出来なくなります。
金融事故歴が付くと今後5年間は新たな借入が出来なくなるので、注意してください。
例えば車や住宅、子供の教育資金などでローンを組みたいと思っても延滞解消後から5年は借入が不可能になってしまいます。
信用情報の登録期間
61日以上の延滞 | 5年 |
---|---|
債務整理(任意整理・個人再生・特定調停) | |
代位弁済 | |
強制解約 | |
自己破産 | 5年~10年 |
(4)強制解約・一括返済を求められる
延滞が3ヵ月を超えると、プロミス側から強制的に解約を行なわれる可能性が出てきます。
強制解約を受けると利用者としての権利を失い、直後に一括返済をしなくてはなりません。
これを「期限の利益の喪失」と言います。期限の利益とは、「一定の期限が来るまで弁済(支払い)をしなくても良いという債務者側の利益」を指します。
期限の利益があるからこそ借入金を分割返済できるのですが、これを失うと全ての借入金を支払う必要が出てくるわけです。
プロミスからの一括返済の要求は、下記のような事項が記された内容証明で送られてきます。
- ● 借入残高
● 遅延損害金(実質年率20%で科される延滞へのペナルティ)
● 一括返済
● 支払いを放置する場合の法的措置について
なお、プロミスの強制解約が行なわれた後の債権は「アビリオ債権回収株式会社」に譲渡され、返済先が変更されます。
身に覚えのない会社から封書が届いた場合はプロミスの請求である可能性が高いので、必ず内容を確認するようにしましょう。
(4)財産差し押えなど法的措置が取られる
プロミスやアビリオ債権回収株式会社からの支払い督促を放置しつづけると、最悪の場合財産が差し押さえられるでしょう。
期限内に異議申立書を提出し出廷をしない場合、業者側の主張が法的に全て認められます。
以降は強制的に財産を没収・換金され、今まで支払いを放置していた分を含めて強制的に支払いさせられるため、早めの対応が肝心です。
プロミスから督促状ハガキを送られるのを防ぐ方法
プロミスから督促のハガキが送られてくるのを防ぐには、支払いを返済日までに行なう必要があります。
「給料日の都合で支払日に間に合わない」「今月だけ数日待って欲しい」ケースでは簡単な方法で対応可能です。
そもそも借金の返済自体が不可能な場合は下記の対処では難しいため、債務整理や自己破産を検討しましょう。
督促状ハガキを防ぐ方法(1)プロミスに電話をして支払い日を変える
給料日が変わって、毎回数日返済に遅れが出てしまう場合は支払い日を変更しましょう。
プロミスでは5日、15日、25日、月末のいずれかの返済日を指定出来るので、自分の給料日に合わせて選択してください。
ただし、口座振替では所定の銀行口座以外での支払い日が5日しか選択出来ません。
支払日を変更したい場合は、対応している銀行で返済用の口座を作るのをおすすめします。
支払日を変更できる金融機関一覧
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
督促状ハガキを防ぐ方法(2)最低限の利息分だけでも支払う
プロミスの支払いに間に合わない場合、事前に連絡をしていれば利息分だけ支払う方法で対応が可能です。
最低限利息分だけを支払いをすれば延滞扱いにはならないので、プロミスからハガキが届く心配はありません。
どうしても今は支払いが厳しい!という人は、プロミスに相談して元金の支払いを猶予してもらってください。
プロミスからのハガキは督促状!届いたら放置はNG
- 利用明細などの郵送物は止められる
- 延滞時に届く督促状ハガキを止める方法はない
- 督促状を放置していると、最終的に差し押えが行なわれる
プロミスから督促のハガキが届いたら、まずはプロミスに電話をして今後の支払いについて相談するのをおすすめします。
今すぐに支払いが出来ない場合でもまずはプロミスに連絡を入れるようにして下さい。
また、延滞をしてしまう前に自分から相談しておくと、プロミス側も柔軟に対応してくれる可能性が高いです。
支払いやプロミスからの連絡を放置し続けると、今後の借入にも影響があるだけでなく、家族や友人にバレるリスクも増えます。
今回紹介した内容を参考にしつつ、今後のためにも計画的な返済を心掛けましょう。