銀行カードローンはどう選ぶ?3つの選び方とおすすめを紹介

銀行カードローンの魅力はなんといってもその安心感です。
消費者金融カードローンを使うのはなんとなく怖いという方も、普段から馴染みのある銀行が取り扱うカードローンなら安心してお金を借りられる方も少なくないでしょう。
そして銀行カードローンは信頼性が高いだけでなく、消費者金融カードローンと比べて金利が低めな点も魅力の1つです。
しかし、一口に銀行カードローンと言ってもいくつか種類があり、どれを選ぶべきか悩ましい所。
そこでこの記事では、銀行カードローンについて以下の内容をご紹介します。
- 銀行カードローンのメリット
- 銀行カードローンのデメリット
- 銀行カードローンの選び方のポイント
銀行カードローン選びで後悔したくない方はぜひ最後まで目を通してみて下さい。
銀行カードローンのメリット
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<銀行カードローンのメリット>
- 消費者金融と比べて低金利
- 銀行ならではの安心感
銀行カードローンの一番のメリットは何といっても金利の低さです。
アコムやプロミスといった消費者金融の場合、金利は最大18%前後が多いですが、銀行カードローンの場合は最大14%前後と比較的低めの金利設定になっています。
また、銀行ならではの安心感も大きなメリットと言えます。消費者金融からお金を借りるのは不安だけど、馴染みのある銀行からであれば怖くないと感じる方も少なくないでしょう。
銀行カードローンのデメリット
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<銀行カードローンのデメリット>
- すぐにお金を借りられない
- 口座開設が必須の場合も多い
一方、銀行カードローンのデメリットとしては、すぐにお金を借りられない点が挙げられます。
厳密な日数は公開されていませんが、銀行によっては申込からお金を借りるまで1週間~2週間開いてしまうことも。
また、口座開設が必須の場合も多いため、現在利用していない金融機関以外では手間もキャッシュカードも余分にかかります。
消費者金融の中には即日融資を謳っている所もあるため、お金を借りるまでのスピードが遅いのは銀行カードローンの大きなデメリットでしょう。
銀行カードローンの選び方のポイント
ここからは銀行カードローンの選び方のポイントを3つご紹介します。
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<選び方のポイント>
- 金利は上限金利を基準に選ぶ
- 借入までのスピードは速いか
- 返済方法が楽かどうか
1.金利は上限金利を基準に選ぶ
まず、カードローンを選ぶ上で最も重要なのは金利です。金利の設定によって最終的な返済額が大きく変わってくるので必ずチェックしましょう。
そして金利を選ぶ際は、上限金利が15%以下のものを選ぶのがポイント。
初めてカードローンを利用する場合は上限金利が適用されるケースがほとんどなため、金利の比較は上限金利を基準に行いましょう。
また、金利が15%以上になると消費者金融から借りるよりも返済額が多くなってしまう可能性があるため、上限金利が15%以下の銀行を選ぶのがおすすめです。
ただし、例外として100万円以上を借りる場合は上限金利よりも低い金利が適用される場合もあります。その際は、借りたい金額の金利設定同士を比較してください。
金利で選ぶ場合におすすめのカードローン
以下の通り、金利が低いのは三井住友銀行と楽天銀行です。ただ、オリックス銀行を除く他の銀行も大差はないため、他に魅力的なポイントがあればそちらを選んでも問題ないでしょう。
ただし、オリックス銀行は上限金利が17.8%と消費者金融と変わらない金利設定になっていますので、金利の面ではあまりおすすめできません。
100万円未満 | 100万円以上 | |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 カードローン |
13.6%~14.6% | 1.8%~13.6% |
三井住友銀行 カードローン |
12.0%~14.5% | 4.0%~12.0% |
楽天銀行 スーパーローン |
14.5% | 1.9%~14.5% |
オリックス銀行 カードローン |
12.0%~17.8% | 1.7%~14.8% |
横浜銀行 カードローン |
14.6% | 1.5%~11.8% |
2.借入までのスピードは速いか
次にチェックしたいポイントは借入までのスピードは速いかどうかです。具体的には以下の3つのポイントを比較するのがおすすめ。
- 申込方法
- 借入方法
- 審査日数
申込方法
カードローンの申込方法は大きく分けて以下の3パターンあります。
- 来店申込
- 電話申込
- Web申込
来店申込は実際に店舗まで行く必要があり、電話申込は受付時間が決まっているため、あまり時間が取れない方はWeb申込に対応している銀行を選びましょう。
借入方法
お金の借入方法は大きく分けて以下の4つの方法がありますが、それぞれ借入までのスピードが異なるため要注意です。
- 口座を新規開設してそこから借入
- 口座を開設せず、ローン専用カードを発行
- 使用中の口座(同行)から借入
- 使用中の口座(他行)に振込(振込融資)
新規口座開設やローンカードの発行をする場合はカード受け取りのために来店が必要となり、郵送してもらう場合でも4日~1週間かかります。
そのため、借入までの時間を短くしたい場合は既に口座を持っている銀行か振込融資が可能な銀行を選ぶのがおすすめです。
審査日数
借入までのスピードを比較する時に重要なのは審査にかかる日数です。
各銀行のホームページでもそれぞれの「最短審査時間」が表記されていますが、これは本審査ではなく仮審査の時間である場合がほとんど。
そのため、実際にかかる日数は+2~3日を目安に比較するのがおすすめ。また、土日の審査対応があるかどうかも忘れずにチェックしてください。
他にも既に口座を持っている銀行であれば審査が早くなる場合もあるので、既に口座を持っている銀行を選ぶのは審査の観点からもおすすめです。
借入スピードで選ぶ場合におすすめのカードローン
下記の通り、既に銀行口座を持っているのであれば三井住友銀行がキャッシュカードで借入ができる分スピードは速いです。
審査のスピードでは楽天銀行、そして口座開設が必須ですがそれに抵抗がなければ横浜銀行が最短翌日を謳っています。
申込方法 | 口座開設 | |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 カードローン |
WEB申込可 | 不要 |
三井住友銀行 カードローン |
WEB申込可 | 不要 |
楽天銀行 スーパーローン |
WEB申込可 | 不要 |
オリックス銀行 カードローン |
WEB申込可 | 不要 |
横浜銀行 カードローン |
WEB申込可 | 必要 |
振込融資 | 初回融資時の ローンカード要否 |
|
---|---|---|
三菱UFJ銀行 カードローン |
× | 必要 |
三井住友銀行 カードローン |
〇 | キャッシュカードで借入可能 |
楽天銀行 スーパーローン |
〇 | 必要 |
オリックス銀行 カードローン |
〇 | 必要 |
横浜銀行 カードローン |
× | 即時融資可 |
当行口座の メリット |
最短審査時間 | |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 カードローン |
– | 翌営業日以降 9~21時 |
三井住友銀行 カードローン |
・手続が簡易に ・キャッシュカードで利用可 |
翌営業日以降 9~21時 |
楽天銀行 スーパーローン |
即時振込可能 | 翌日 |
オリックス銀行 カードローン |
– | 非公開 |
横浜銀行 カードローン |
手続が簡易に | 翌日 |
3.返済方法が楽かどうか
最後に、銀行カードローンを選ぶポイントの3つ目は、返済方法が楽かどうかです。基本的には以下の3種類の返済方法があります。
- 口座振替
→口座から自動で返済額が引き落とされる - WEB返済
→ネットバンキングと連携して返済する - ATM返済
→コンビニや銀行のATMから返済用口座に振り込む
「口座振替」は銀行によっては必須の返済方法となっている場合がありますが、返済額が最低額で固定されており、返済期間が長期になりやすく利息もその分かかってしまいます。
そのため、WEB返済やATM返済に対応しているかどうかは必ず確認しましょう。
また、WEB返済は同行の口座からのみ可能な場合もあるので、他行からのWEB返済が可能かどうかも併せて確認が必要です。
返済方法で選ぶ場合のおすすめカードローン
基本的にATM返済はどこも手数料無料で対応しているようですが、WEB返済は同行の口座が指定されている場合がほとんど。
しかしそんな中、楽天銀行のみ他行口座を指定してWEB返済が可能になっています。
WEB返済 | ATM返済 | |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 カードローン |
〇(口座指定) | 〇(無料) |
三井住友銀行 カードローン |
〇(口座指定) | 〇(無料) |
楽天銀行 スーパーローン |
〇(他行可能) | 〇(無料) |
オリックス銀行 カードローン |
〇(口座指定) | 〇(無料) |
横浜銀行 カードローン |
× | 〇(無料) |
まとめ
銀行カードローンは消費者金融と比べて低金利で、銀行ならではの安心感が魅力です。
しかし全ての銀行が低金利というわけではなかったり、消費者金融と比べると借入までのスピードが遅いといったデメリットもあります。
とにかく低金利がいいのか?なるべく早くお金が必要なのか?
ご自身の求める条件を一度整理し、適切な銀行を選んで無理のない返済をするよう心掛けて下さい。