プロミスの返済はリボ払い?借入時の注意点と利息を抑えて返済するコツ

「プロミスの支払いはリボ払いって本当?」
「リボ払いの利息を減らす方法はない?」
このような不安や疑問を抱えている人は少なくありません。
今回は、プロミスの支払いとリボ払いの特徴、プロミスで効率よく返済を行なう方法について解説していきます。
プロミスの利用を検討していて、リボ払いでの支払いに不安がある方はこの記事を参考にしてみてください。
目次
プロミスの支払いはリボ払い
プロミスの支払いは、借入残高に応じて返済金額が変わる「残高スライド元利定額返済方式」と呼ばれる返済方式が採用されています。
残高スライド元利定額返済方式はリボ払いの中で残高に応じて支払い金額が決まる方式です。
リボ払いとは「リボルビング払い」の略称で、毎月一定金額を支払いする返済方式を指します。
プロミスの返済は、借入直後の残高に応じて最低返済金額が変わるタイプのリボ払いだと認識しておきましょう。
プロミスでリボ払いの最低返済額を利用する場合の返済例
借入後残高 | 返済金額 |
---|---|
1万円 | 1,000円 |
10万円 | 4,000円 |
30万円 | 11,000円 |
50万円 | 13,000円 |
100万円 | 26,000円 |
150万円 | 30,000円 |
200万円 | 40,000円 |
300万円 | 60,000円 |
400万円 | 80,000円 |
500万円 | 100,000円 |
プロミスは借入直後の残高によって返済金額が変わるため、借入後に返済金額が減るケースもあります。
例えば100万円を借りて毎月26,000円支払っていた人が、残り10万円になった時に追加で20万円借りて借入後残高が30万円になった場合、毎月の最低返済額は11,000円となります。
プロミスの支払い方法にも採用されているリボ払いには様々なパターンがある
プロミスを含め、日本のカードローンの返済方式はリボ払いが多数派です。
ただし、リボ払いと一口に言っても、その仕組みには細かい違いがあります。
リボ払いに含まれる要素
- 元金定額と元利定額
- 定額返済と定率返済
- 残高スライド方式
プロミスのリボ払い「残高スライド元利定額返済方式」の仕組みを理解するためには、これらの要素の違いを知るのが重要です。
元金定額と元利定額
元金定額と元利定額はプロミスをはじめとした日本のカードローンが最も多く採用している返済方式です。
この二つの方法の違いは、利息が毎月払う金額に上乗せされるかどうか。
例えば1万円を借り入れた場合、それぞれの方式での返済額は以下のようになります。
- 元金定額の場合
- 元金1万円+利息が上乗せされるので、返済が進むたびに借入金が1万円ずつ減る
- 元利定額の場合
- →元金+利息の合計が1万円になる
返済分から利息が差し引かれた金額が借入金から減る
定額返済と定率返済
定額返済とは、あらかじめ決められた一定の金額を毎月支払い続けていく方法です。
毎月10,000円や5,000円などの一定金額が完済までずっと変わらない場合はこの返済方式になります。
定率返済とは、借入残高に一定の割合をかけて返済金額を算出する方法です。
例えば定率が3%だとして、借入金が10万円の場合は3,000円を返済します。
定率返済を採用しているカードローンは少ないため、基本的には考慮する必要がありません。
残高スライド方式
残高スライド方式とは、借入残高に応じて返済金額が毎月返済していく返済方式です。
この残高スライド方式には「定額方式」もしくは「定率方式」も同時に採用されます。
定額方式の場合は、借入残高が20万円なら2万円、50万円なら5万円と借入残高に応じた定額での返済が行なわれます。
プロミスの「残高スライド元利定額返済方式」もここに当てはまります。
プロミスの借入を効率よく返済する方法
プロミスの借入はリボ払いなので返済も最小限に抑えられて返済計画も立てやすい反面、支払いがいつまでも続く可能性があります。
支払いが長引くとその分利息を多く支払う必要があるので、なるべく効率よく返済を続けるのが重要です。
毎月少しでも多めに返済する
プロミスは毎月の支払いが最低限度に設定されていますが、利用者が手続きをすれば返済額を増やせます。
毎月少しずつでも多めに返済すると完済までの期間が短くなるので、利息を下げたい方は試してみて下さい。
- 50万円を金利(実質年率)17.8%で借入している場合
- 最小返済額:13,000円
返済期間:58ヵ月(4年と10ヵ月)
返済総額:746,160円 - 上記の条件で毎月2,000円多く支払う場合
- 返済額:15,000円
返済期間:47ヵ月(3年と11ヵ月)
返済総額:694,862円
返済額を月2,000円多くするだけで、返済期間が11ヵ月短くなり、返済総額も51,298円安くなります。
そのため、余裕のある時に少しでも多く返済しておくのがおすすめです。
追加で借入をしない
プロミスへの返済を計画的に行なうには、極力追加での借入をしないのが大切です。
借入金で返済を続ける自転車操業のような借り方をすると、完済が不可能になってしまいます。
必要な分だけ借入をするためにも、収入と支出のバランスはしっかり把握するようにしましょう。
まとまったお金があるなら一括返済する
プロミスの借入は、まとまったお金ができた任意のタイミングで一括返済が可能です。
完済ができなくても、残高が大幅に減れば元金に対する利息の支払いが減るので検討してみましょう。
なお、こまめに返済する場合は提携ATMなどを利用すると毎回ATM手数料がかかるため注意して下さい。
プロミスの提携ATM利用手数料
取引額 | 借入時 | 返済時 |
1万円以下 | 110円 | 110円 |
1万円超 | 220円 | 220円 |
プロミスでリボ払いの利息を軽減するための繰り上げ返済をする方法
プロミスに対して毎月の最低返済額を返すのであれば、自動で引き落としをしてくれる口座振替(口フリ)が便利です。
しかし、リボ払いで発生する手数料をなるべく抑えたい場合は他の返済方法を併用して早期返済を目指すのがよいでしょう。
プロミスの返済方法
インターネット返済 | お客様サービスプラザ(店頭窓口) | プロミスATM | コンビニ(マルチメディア端末) | 提携ATM | 銀行振り込み | |
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Webで手続き可能 | 〇 | |||||
土日返済可能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
来店不要 | 〇 | |||||
手数料0円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
24時間返済可能 | 〇 | 〇 |
プロミスの支払い方法はリボ払い!利息を抑えたいなら繰り上げ返済の併用が必須
- プロミスの支払いは「リボ払い」に該当する
- 「残高スライド元利定額返済方式」によってプロミスへの返済額が決まる
- プロミスは提携ATMやインターネット返済など6つの方法で繰り上げ返済ができる
プロミスの支払い方式は「残高スライド元利定額返済方式」のリボ払いだけですが、繰り上げ返済はいつでも可能です。
リボ払いを早く計画的に返済するには、繰り上げ返済を活用して毎月少しでも多めに返済すると良いでしょう。
借入金額が減れば月々に支払う利息も減り、返済が楽になるので、早め早めの返済を心掛けるのをおすすめします。