J.Score(ジェイスコア)の返済方法は3つ!返済の負担を減らす方法とは

消費者金融を利用する際、返済方法は重要なポイントといえます。
なぜなら、適切な返済方法にすると遅れずに支払う可能性も高まり、最終的には自分の信用につながるからです。
J.Score(ジェイスコア)にはどのような返済方法があるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
今回は、以下の疑問を持つ人のために、J.Score(ジェイスコア)の返済方法について詳しく解説します。
目次
J.Score(ジェイスコア)の返済方法の概要
J.Score(ジェイスコア)には3つの返済方法があります。
- 口座振替
- Pay-easy(ペイジー)
- 銀行振込
「3つ」といわれると、少ないのではと思われる人もいるかもしれません。
どのような返済方法があるのかを見てみましょう。
口座振替
口座からの自動引き落としは、ほとんどの消費者金融で利用できる返済方法です。
J.Score(ジェイスコア)の口座振替 | |
---|---|
返済日 | 毎月26日 |
手数料 | なし |
審査通過後に会員ページから口座の届け出をしてください。
その後、取扱金融機関のネットバンキングに移動して手続きをすればJ.Score(ジェイスコア)で口座振替ができるようになるでしょう。
またJ.Score(ジェイスコア)に提携金融機関はありませんが、口座振替の場合みずほ銀行グループの収納代行企業である「みずほファクター株式会社」に委託しています。
したがって全国のほとんどの金融機関で利用可能です。
Pay-easy(ペイジー)
「Pay-easy(ペイジー)」といった言葉を初めて聞く人もいるかもしれません。
ペイジーは「ペイ・イージー(簡単に支払う)」を略した造語で、公共料金の振込用紙などでも利用できる支払方法です。
基本的な使い方は以下の3種類のコードをATMやインターネットバンキングで入力して支払います。
-
ペイジーで必要なコード(民間企業の場合)
- 収納機関番号
- お客様番号
- 確認番号
J.Score(ジェイスコア)ではインターネットバンキングを使ってペイジーを利用します。
そのためネットバンキングを利用していない場合は、ペイジーでの支払いができないので注意しましょう。
なお、ペイジーでは手数料が発生しないので無料で返済ができます。
銀行振込
J.Score(ジェイスコア)では銀行振込による返済も可能です。J.Score(ジェイスコア)が指定する銀行口座に振り込みをする方法で、振込手数料は顧客の負担となります。
振込先口座は、契約成立後に利用できるネット上の会員ページのメニュー、「ご返済」‐「銀行振込みでのご返済」で確認可能です。
J.Score(ジェイスコア)返済方法のメリット・デメリット
J.Score(ジェイスコア)の3つの返済方法がわかったところで、それぞれのメリット・デメリットも覚えて自分に合っている返済方法を探しましょう。
口座振替のメリット・デメリット
口座振替による返済方法には以下のメリット・デメリットがあります。
- 口座振替のメリット
-
・手数料がかからない
・一度手続きをすれば、返済のたびに手続きする必要がない - 口座振替のデメリット
-
・返済日が固定されているのでいつでも支払えない
・引き落とされる金額もほぼ固定される
上記のメリット・デメリットはJ.Score(ジェイスコア)の口座振替だけではなく、口座振替そのもののメリット・デメリットといえるでしょう。
デメリットはありますが、引き落とし口座を給与振込口座にしておけば、返済遅延のリスクを減らせます。
ただし、J.Score(ジェイスコア)の引き落とし日は毎月26日に固定されているので、給料日が月末の場合は注意しましょう。
ペイジーのメリット・デメリット
ペイジーには次のメリット・デメリットがあります。
- ペイジーのメリット
-
・24時間365日返済ができる
・手数料がかからない - ペイジーのデメリット
-
・ネットバンキングの利用が必要
・返済金額自由にならない
ペイジーはコードを入力して返済するので、あらかじめ指定されたコードを使用します。
返済金額もコードに含まれているので、自由に返済金額の変更はできません。
また、ネットバンキングを利用していないと使えないため、ネットバンキングを利用していない人は事前に登録が必要になります。
しかし、手数料もかからず24時間返済できるメリットを考えると、少し時間がかかってもネットバンキングを申請しておくと便利です。
銀行振込のメリット・デメリット
銀行振込には以下のメリット・デメリットがあります。
- 銀行振込のメリット
-
・自由な金額を振り込める
・ネットバンキングで振り込むと24時間支払いが可能 - 銀行振込のデメリット
- ・振込手数料がかかる
J.Score(ジェイスコア)の銀行振込はオーソドックスな返済方法です。
ご自身のタイミングで、かつ返済時の経済事情によって返済額を変えられるので、柔軟な返済ができます。
ですが銀行振込最大のデメリットは、振込手数料の自己負担と言えるでしょう。
他社と比較したJ.Score(ジェイスコア)の返済方法
ここまでJ.Score(ジェイスコア)の返済方法について解説してきました。
次にJ.Score(ジェイスコア)の返済方法は他社と比べて過不足があるのかどうかをチェックしてみましょう。
J.Score(ジェイスコア)にない返済方法
J.Score(ジェイスコア)の返済方法と比較するために、主な大手消費者金融の返済方法を表にまとめたのでご覧ください。
消費者金融 | J.Score(ジェイスコア) | プロミス | アコム | アイフル |
---|---|---|---|---|
インターネット返済 | – | 〇 | 〇 | 〇 |
口座振替 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
銀行振込 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
自社ATM | – | 〇 | 〇 | 〇 |
提携ATM | – | 〇 | 〇 | 〇 |
店頭窓口 | – | 〇 | 〇 | 〇 |
J.Score(ジェイスコア)は融資サービスの開始が2017年9月の新しい消費者金融で、自社の店舗やATMを持っていません。
経費節約の意味もあると推測できるので、今後も店頭やATMでの返済は難しいと考えていいでしょう。
インターネット返済についてはネットバンキングを利用していれば、J.Score(ジェイスコア)でも銀行振込による返済で対応できます。
他社とJ.Score(ジェイスコア)の返済方法の違いがわかりましたが、次にJ.Score(ジェイスコア)の3つの返済方法だけで十分なのか検証してみましょう。
J.Score(ジェイスコア)の返済方法は十分
カードローンなどの消費者金融商品の返済には、次の2つの意味があると考えられます。
- 毎月一定の金額の返済をする(定額返済)
- 好きなときに自由な金額の返済をする(随時返済、自由返済)
銀行などの金融機関よりも一般的に利息が高い消費者金融を利用するときは、特に随時返済を意識する必要があります。
少しでも利息の負担を軽減するにはなるべく多くの元金を支払って、返済期間を短くするのが効果的だからです。
毎月定額の返済だけを続けていると、返済期間が長期になって利息の負担も大きくなります。
そのためボーナスなどで余裕があるときに、まとまった元金を返済して利息の負担を軽減するのは、消費者金融の利用では必須といえるでしょう。
つまり随時時返済が簡単にできる返済方法のある消費者金融が望ましいのです。
J.Score(ジェイスコア)ではATMや店頭での随時返済はできませんが、J.Score(ジェイスコア)では銀行振込で随時返済ができます。
振込手数料がかかるデメリットはありますが、それ以上に利息の負担を軽減可能です。
振込手数料と利息負担の比較
- ネットバンキングでの振込手数料(メガバンク:他行宛3万円以上)・・・440円前後
- 元金10万円に対する年15.0%の利息・・・15,000円
上記のように10万円を随時返済して元金に充当すると、年15.0%の利息では年間で15,000円、1ヶ月につき1,250円の利息を減らせます。
10万円の残高を1年間残したときの利息を考えると、振込手数料程度はあまり気にならないでしょう。
定額の返済の他に、利息軽減のメリットがある随時返済が可能なJ.Score(ジェイスコア)の返済方法は、十分に機能しているといえます。
J.Score(ジェイスコア)の返済日
J.Score(ジェイスコア)では口座振替による返済は毎月26日と決められていますが、口座振替以外の返済方法は支払期日を自由に設定できます。
給料日が月末などで毎月26日の返済が難しい人は、口座振替以外の返済方法で月初めなどに返済期日を指定しましょう。
例えば、毎月1日に設定すれば、給料日直後で楽に返済が可能です。
また、指定した返済期日の14日前から当月の返済が可能なので、少しでも利息負担を減らしたい場合はなるべく早い返済もできます。
J.Score(ジェイスコア)の返済方法は少ないが充分に機能している
J.Score(ジェイスコア)の返済方法は3種類しかなく、大手消費者金融と比べると不安に思っていた人も多いかもしれません。
しかし、返済方法の種類は少なくても、毎月の定額返済と随時返済に対応した十分な返済方法が提供されています。
随時返済ができる銀行振込は振込手数料がかかります。しかし、それ以上に利息が軽減できるメリットがあるのです。
J.Score(ジェイスコア)の3つの返済方法をうまく活用すれば、消費者金融としては低金利の融資サービスを、さらにお得に活用できるでしょう。