アメックスカードの家族カードはかなりお得!サービスの内容は?

クレジットカードを持っていると、同じ特典を家族にも受けてもらおうと家族カードを発行する方も多いのではないでしょうか?
ただ、発行枚数の制限が厳しかったり、家族といっても配偶者や同居している同姓の親族のみだったりと、家族カードの発行も条件が厳しい場合が多いですよね。

確かに、枚数制限が厳しいのは家族が多い人にとっては不便よね…

うむ、そうじゃのう。
じゃが、アメリカン・エキスプレス…通称アメックスの家族カードだとこれらの悩みを解決できるんじゃ!
アメックスは豊富なサービスと特典が魅力ですが、家族カードを使えば家族もそれらの特典を利用できます。
他にもアメックスの家族カードには以下のような特徴があります。
- 家族カードは最大6枚まで発行可能
- 家族カードを発行可能な家族が広範囲
この記事では、アメックス家族カードのメリットや注意点、更にどんなサービスを受けられるのかを徹底的に解説します。
アメックスの家族カードとは
アメックスの家族カードとは、アメックスが発行しているクレジットカードをお持ちの方が家族用に発行できる追加カードのことを指します。
また、追加カードを発行した人が元々持っていたカードを親カードと呼び、基本的に親カードと家族カードは同じサービスを受けたり特典を利用できます。
家族カードを発行するメリットは?
親カードと家族カードが同じサービスを受けられるのなら、わざわざ追加カードにしなくても家族の人が普通にアメックスカードを申込めばいいのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし家族カードには以下のようなメリットがあります。
- 家族カードは年会費が通常より安い
- 審査対象は親カード会員が対象
アメックスカードは比較的年会費の高いクレジットカードなので、年会費が安くなるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
また、審査対象が親カード会員となるため、本来であれば審査に落ちる方であってもアメックスカードを発行できるのも嬉しいポイントです。
カード利用枠は通常と比べて小さくなる可能性はありますが、確実にカードを発行できる家族カードはそれだけでメリットがあります。
年会費はどれくらい?
家族カードの年会費は、発行するクレジットカードによって異なります。代表的なアメックスカードの家族カード年会費は以下の通りです。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード | 家族カードの月会費550円 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 1枚目無料 2枚目以降、家族カードの年会費13,200円(税込) |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 4枚目まで無料 |
カードのランクが上がるにつれて家族カードがお得に発行できるようになっています。
プラチナカードに関しては4枚目まで無料発行可能なので非常にお得です。
グリーンカードの家族カードを申込む>>>
ゴールドカードの家族カードを申込む>>>
プラチナカードの家族カードを申込む>>>
家族カードでもポイントは貰えるの?
アメックスの家族カードでも、ポイントを獲得することが可能。100円で1ポイント貯めることが出来るので、家族カードを利用すればざくざくポイントが貯まります。
家族カードで獲得したポイントは本会員のカードに合算されるため、家族カード毎に個別で貯めるられない点には注意してください。

また、本会員のカードによってはポイントではなくマイルが貯まるシステムな場合もあるぞい。本会員のカードではポイントが貯まるのかマイルが貯まるのか、しっかり確認しておくのじゃぞ。
アメックス家族カードの申込条件
アメックスの家族カードには申込資格が設けられています。以下は公式で正式に公表されている申し込み資格です。
- 原則、配偶者・ご両親・18歳以上のお子様
ただしこれはあくまでも原則であり、上記の資格に当てはまらなくても例外で発行できる場合があります。
アメックスなら婚約者や同性婚の相手でも発行可能!?
籍をまだ入れていない婚約者や、同性婚した相手にも家族カードを持たせたい…という方は少なからずいるはず。
しかし他社だと同姓の親族のみだったりと、発行できないことが多いのではないでしょうか。
しかし、アメックスの家族カードなら婚約者や同性婚の相手などでも家族カードの発行が可能です。
ただし、親族以外に発行する場合、家族カードの利用代金は、親カード会員の口座から引き落とされる点に注意して発行して下さい。

また、家族カードの発行は18歳以上からとなっておるが、こちらも例外で18歳未満でも発行することが出来ることがあるぞい。
ただし18歳未満に発行する場合は、海外留学するから持たせたいなど特別な理由が必要になるから、その点には注意するんじゃ。
申込みからどのくらいで届く?
アメックスの家族カードは、申し込みからおおよそ2週間ほどで手元に届きます。
発行まで時間が掛かってしまいますが、どうしてもすぐに発行して欲しい場合はメールで問い合わせをすると早く発行してくれる場合も。
もし今すぐ発行したいのであれば、一度メールにて問い合わせをしてみてはどうでしょうか。
申込はネットから!
アメックスの家族カードは、ネットから申込手続きが出来ます。
ログインしてから追加カード・家族カードを選択し案内に沿って入力したら申し込み手続きは完了。申し込み手続きは簡単で24時間受け付けてくれるので便利ですね。
必ず本会員の方が申込手続きを行う必要があり、それ以外の方から申込手続きはできませんので注意して下さい。
家族カードで利用できるサービス
基本的に親カードで利用できるサービスは家族カード会員でも利用することができます。
例として代表的なアメックスカード会員が利用できるサービスをご紹介しましょう。
- 空港ラウンジの利用、プライオリティ・パスの会員登録
- プラチナカード以上のコンシェルジュサービス
空港ラウンジの利用は同伴者扱いとは違うので、親カード会員がいない場合でも単独で空港ラウンジを利用することができます。
同様にプラチナカード以上のプレミアムカードでも、単独でコンシェルジュサービスの利用が可能です。
家族カード会員になると付帯保険の補償額がアップ
アメックスの海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険では家族特約が付いているので、家族カード会員でなくても補償を受けることができます。
しかし、家族カード会員になっていると、家族特約で受ける補償金額よりも大きな補償が受けられます。
参考までにゴールドカードでカード決済をした場合の補償金額は次のとおりです。
●国内旅行傷害保険の補償金額
親カード会員 | 家族カード会員 | 家族特約の補償金額 | |
---|---|---|---|
死亡後遺障害 | 最高5,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
●海外旅行傷害保険の補償金額
親カード会員 | 家族カード会員 | 家族特約の補償金額 | |
---|---|---|---|
死亡後遺障害 | 最高1億円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
治療費用 | 最高300万円 | 300万円 | 200万円 |
賠償責任 | 最高4,000万円(共通) | ||
携行品損害保険金 | 1旅行中最高50万円(共通) | ||
救援者費用 | 最高400万円 | 400万円 | 300万円 |
家族特約の補償金額はどの補償でも家族特約よりも大きくなっていますが、家族カードは18歳以上でなければ作ることができません。小さい子供がいる場合などは家族特約にメリットがあります。
家族カード利用の注意点
家族カードの利用限度額は親カードの限度枠の範囲内で利用します。
つまり家族カードを使いすぎると、肝心の親カード会員が利用できる枠が少なくなるため、家族カードを利用する場合は利用枠に注意しましょう。
しかし、充分な利用枠がある場合はあまり心配する必要はありません。その意味では年会費が無料になるプラチナカードが最も家族カードを使いやすいといえます。
家族カードの利用はすべて親カードの請求書に記載されるので、内緒の買い物はできなくなります。
買い物の内容を知られたくない場合は、個別にクレジットカードを作りましょう。
しかし、子供が海外留学や実家を離れて大学に通うなどといったケースでは、カードの利用内容を親が把握できるという点ではメリットがあります。
アメックスの家族カードのQ&A
ここからは、アメックスの家族カードに関する疑問を解決していきます。
アメックスカードを解約したら家族カードはどうなるの?
本会員がアメックスのクレジットカードを解約した場合、家族カードはどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
アメックスのクレジットカードを解約した場合、自動的に家族カードも解約となります。
続けて利用することは出来ませんので、トラブル防止のために本会員は解約前に家族カード所有者に解約の旨を伝えておきましょう。
アメックスで発行できる家族カードの対象カードは?
アメックスが発行する家族カードは、同じくアメックスが発行するクレジットカードを所有する必要があります。家族カードの発行が出来るアメックスのクレジットカードは以下の通りです。
- アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード
- アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・カード
- アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
- Marriott Bonvoyアメックスプレミアムカード
- ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス®・カード
上記以外のアメックスカードでは、アメックス発行の家族カードは申し込み不可ですので注意が必要です。
上記に当てはまらないアメックスのカードの場合、家族カードはどうなるの?
先ほど紹介した家族カード発行対象カード以外のアメックスカードの場合、家族カードはどうなるのか気になりますよね。
上記で紹介したカード以外のアメックスカードは、家族カード自体発行不可もしくは発行元の家族カードが申し込み出来るのどちらかになります。
例えばセゾンのアメックスカードの場合、発行元はセゾンとなりますので家族カードの発行もセゾンからとなります。
その場合、発行可能枚数や申し込み出来る条件などがアメックスと異なりますので、事前に発行元で家族カードに付いて確認が必要になります。
まとめ
家族の範囲が広く、最大6枚まで発行が可能なアメックスの家族カード。
本会員とほぼ同じ特典を受けられるので、発行して損はないと言えるでしょう。
特に家族と旅行に行く場合は同じ保険の補償が受けられるよう、家族にも家族カードを発行して持たせるのがおすすめです。万が一なにかあった場合、家族カードがあれば安心ですね。

アメックスの家族カードは、親族じゃなくても発行できる点が一番の魅力じゃのぅ。
海外では同性婚や事実婚などが多いから、それに合わせて対応していると言えるぞい。
他社クレジットカードでは親族に当たらなくて家族カードの発行が出来なくても、アメックスであれば発行できる場合があるから、もし困ったならアメックスで発行することを検討してみると良いぞ!