ANAアメックスゴールドのメリット・デメリットは?他カードと徹底比較

ANAアメックスゴールドはANAアメックスカードの上位カードとして、ANAマイルが貯まるサービスがさらに充実しています。
ANAアメックスゴールドは一般カードのANAアメックスカードや他社のANAカードと比較してどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回はANAアメックスゴールドのメリット・デメリットについて徹底的に検証してみましょう。
ANAアメックスカードとの比較
アメリカン・エキスプレスのANAアメックスカードと比較して、メリットとデメリットを見ていきましょう。
年会費はANAアメックスの2倍以上
![]() ANAアメックスゴールド |
![]() ANAアメックス |
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年会費(税抜) | 31,000円 | 7,000円 |
マイル移行費用 | 0円 | 6,000円 |
合計 | 31,000円 | 13,000円 |
差額 | 18,000円 |
年会費だけで考えると「ポイント移行コース」の年会費を加えても、18,000円の差額があるので、これはANAアメックスゴールドのデメリットと言えます。
しかし年会費が高い分、マイルを貯める特典やサービスは充実しています。
ANAマイルの貯まりやすさはANAアメックスの1.35倍
同じ条件でANAアメックスゴールドとANAアメックスでは1年間でいくらANAマイルが貯まるのかを比較してみましょう。
年間1,000マイルのフライトと、10万円のANAグループでのショッピング | ||
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![]() ANAアメックスゴールド |
![]() ANAアメックス |
ポイント有効期限 | 無期限 | 3年(ポイント移行コース 加入で無期限) |
継続マイル | 2,000 | 1,000 |
フライトマイル | 1,000マイル+250マイル | 1,000マイル+100マイル |
ANAグループの買い物 | 10万円×3.0%= 3,000マイル相当 |
10万円×2.5%= 2,500マイル相当 |
合計 | 6,250マイル | 4,600マイル |
差額 | 1,650マイル |
上記の差額は1,650マイルですがフライトや買い物が多いほどその差額は大きくなります。
ポイント有効期限に関しては、ANAアメックスゴールドは最初から存在しませんが、ANAアメックスはポイント移行コースに登録してようやく無期限になります(登録しなければ3年で失効)。
更にANAアメックスカードではポイント有効期限が切れる3年目終了時までにポイント移行コースに登録しなければANAマイルに移行することができません。
2年目までに登録してしまうと年会費を2年分余計に支払うことに。
対してANAアメックスゴールドは有効期限切れを気にすることなく、無料航空券に交換できるマイルに達するまでストレスフリーにポイントを貯めることができます。
このようにANAマイルを貯める性能では、ポイントの貯まりやすさと期限について考える必要がない点で、ANAアメックスゴールドに大きなメリットがあります。
ANAアメックスよりも充実した特典
ANAアメックスゴールドでは、ANAアメックスでは提供していない以下の特典やサービスがあります。
- リターン・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- エアポート送迎
- コットンクラブ
- 新国立劇場
- ゴールド・ワインクラブ
- 京都観光ラウンジ
- H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
さらに付帯保険の補償金額も以下の通りとなります。
ANAアメックスゴールド | ANAアメックス | |
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死亡・後遺障害 (国内旅行保険) |
5,000万円 | 2,000万円 |
死亡・後遺障害 (海外)利用付帯 |
1億円、自動付帯:5,000万円 | 3,000万円 |
治療費用(海外)利用 | 200万円 | 100万円 |
救援者費用(海外)利用 | 300万円 | 200万円 |
賠償費用(海外) | 4,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害(海外) | 1旅行50万円 / 年間100万円 | 1旅行30万円 / 年間100万円 |
サービスや特典ではANAアメックスゴールドカードに大きなメリットがあることがわかります。
ANAダイナースクラブと比べたメリット・デメリット
ANAダイナースクラブカードもANAマイルが貯まるカードとして有名ですが、ANAアメックスゴールドとどちらのメリットが大きいでしょうか?
![]() ANAアメックスゴールド |
![]() ANAダイナース |
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年会費 | 31,000円 | 27,000円 |
ANAマイル | 2ポイント/200円の加算 (ANAグループの利用) |
Edyチャージで0.5%の付与 |
年会費ではANAアメックスゴールドが31,000円、ANAダイナースが27,000円なので、これはANAアメックスゴールドの方が高額。
ANAマイルに関しては継続ボーナスやフライトマイルの割増において、ANAのサービスなのでどちらも同じですが、ポイント付与について違いがあります。
ANAアメックスゴールドでは、ANAグループの利用で200円に付き2ポイントが加算され、ANAダイナースはEdyチャージで0.5%のANAマイルが付与されます。
EdyチャージとANAグループの利用という違いはありますが、利用金額のことを考えると、ANAグループでのポイント付与が大きいANAアメックスゴールドにメリットがあると言えるでしょう。