ヤフーカードにブランドってある?利用目的に合わせた選び方とは

クレジットカードを使うなら、国際ブランドも慎重に選ぶ必要があります。マイナーな国際ブランドを選んでしまうと、一部のお店では使えないこともあるからです。
この記事ではヤフーカードがどんな国際ブランドに対応しているのかを説明します。記事を読み終わる頃には、国際ブランドごとのヤフーカードの違いについて理解を深められるでしょう。
さらにこの記事では、ヤフーカードにゴールド、ブラック、プラチナカードがあるのか、もしくは法人カードが存在するのかについても詳しく解説していきます。
ヤフーカードの国際ブランド
ヤフーカードの国際ブランドには、VISA、Mastercard、JCBの3種類があります。国際ブランドによって年会費や還元率が変わることはありませんが、使えるオプションサービスが若干異なります。
まずはヤフーカードの国際ブランドごとの違いを説明します。
VISA
クレジットカードをいろいろなお店で使いたいなら、国際ブランドはVISAで決まりです。VISAの特徴はその圧倒的なシェアで、世界中のクレジットカード加盟店の4割以上で利用できます。
そのため海外旅行中などにクレジットカード利用するなら、シェアの高いVISAがおすすめです。もちろん日本国内でもVISAに対応しているお店はかなり多いです。クレジットカードに使い慣れていない人なら、国際ブランドはVISAを選びましょう。
注意点として国際ブランドでVISAを選ぶと、ヤフーカードによるnanacoチャージ、au WALLET、Tマネーが利用できません。こうした電子マネーサービスを活用するなら、国際ブランドにVISAを選ばないようにしましょう。
Mastercard
MastercardはVISAの次に世界シェアの高い国際ブランドです。世界中の加盟店の3割で使うことができ、この国際ブランドも初心者にはオススメです。
また国際ブランドにマスターカードを選択すると、ヤフーカードにてau WALLETとTマネーが利用できます。
JCB
JCBは日本初の国際ブランドで、そのシェアは2.5%と、先ほどの2つの国際ブランドと比べて大きく劣ります。海外での加盟店も非常に少なく、海外旅行で利用するならおすすめはできません。ただ日本国内であれば対応するお店は多いため、利用するときに不便を感じることはないです。
国際ブランドでJCBを利用する最大のメリットは、nanacoチャージが使えることです。
ヤフーカードでnanacoチャージをすることで、チャージ額の1%のTポイントが付与されます。普段から電子マネーnanacoを利用する人にとっては、無条件で1パーセント割引になるため、おいしい制度です。
海外で利用するならVISA、ポイント狙いならJCB
以上をまとめると、海外でクレジットカード利用するなら、国際ブランドはシェアが高いVISAがおすすめということになります。
そしてnanacoチャージによるTポイント還元を狙うなら、国際ブランドはJCBを選びましょう。Tポイント還元率は0.5%に改悪されましたが、それでも日常的にnanacoを使うなら十分にお得です。
自分の利用目的に適した国際ブランド選びましょう。
ヤフーカードとTカードの関係
ヤフーカードはTカードとしても利用することができます。表面にTカード番号が書かれており、その番号を使えばTポイントも貯められます。
ヤフーカードをTカードとして使うメリット
Tカードの代わりにヤフーカードを使うメリットは下記の通りです。
1、ネットのお店でTポイントを貯められる
TカードでTポイントをためられるのは、実際の店舗だけです。ネット上の買い物ではTカードを提示できませんからね。
しかしヤフーカードなら、ネットの買い物でもカード利用100円につき1ポイント貯まります。通販で買い物する機会が多いなら、Tカードよりもヤフーカードを使った方がいいです。
2、財布のスペースを節約できる
Tカードはクレジットカードの同じくらいのサイズなので、意外と財布のスペースを圧迫します。
しかしヤフーカードならTカードとクレジットカードの機能が一体となっており、これ一枚で2つの機能を使うことが出来ます。財布を身軽にしたいなら、ヤフーカードを使いましょう。
3、ツタヤのレンタルに利用できる
Tカードは基本的にツタヤでCDをレンタルするときに使われます。ただレンタルのためだけにTカードを持ち歩くのは少し煩わしいですよね?
ヤフーカードはTカードと同じ機能を持っているため、ツタヤのレンタルでも利用できます。ツタヤをよく利用する人には、便利な機能です。
Tポイントの利用手続き
ヤフーカードを発行しただけでは、Tポイントを貯めることができません。Tポイントを利用するには、Tポイント利用手続きが必要です。詳しいやり方については、公式サイトの「Tポイント利用手続きについて」をご覧ください。
ヤフーカードのラインナップはどうなってる?
- ヤフーカードにハイステータスカードは存在するの?
- ヤフーカードにゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードは存在しないです
- ヤフーカードの法人カードは存在するの?
- 残念ながら用意されていないようです
上記のとおりヤフーカードにはステータスカードがないので、カードの利用実績をつんでステータスカードを将来持つことを考えている方にはあまりオススメはできません。
ヤフーカードに限った話ではありませんが、ショッピング系のクレジットカードに法人カードが用意されていることはまれです。
法人カードを探している場合は銀行系クレジットカードやプロパーカードと呼ばれるカードから探す方が、サービスや付帯保険が手厚くなり持つ価値がグッと上がるでしょう。
また、ステータスカードがないクレジットカードではあるものの、Yahoo!ショッピングをはじめとしたYahoo!JAPANのサービスをよく使う方や、メインカードを他に持っている方で2枚目を探しているような方であれば申込の価値はあるといえます。
まとめ
国際ブランド選びは海外での利用も考えている、国内でしか使うことがないなど自分の活動拠点を考えて選ぶ事が大事です。
ただし、国内利用がメインであればどのブランドを選んでも利用上困ることはありません。
しかし国際ブランドによっては電子マネーを使えないカードもあるので電子マネーを使うのであればJCBを選びましょう!
結局は自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大事となります。