ダイナースカードの法人カードのメリット・デメリットを徹底解説

ダイナースカードには法人カードがあり「ダイナースクラブビジネスカード」と呼ばれています。
この法人カードは年会費29,700円(税込)と、一般的な法人カードよりも高い年会費となっていますが、年会費以上のメリットはあるのでしょうか?
今回はダイナースクラブビジネスカードのメリット・デメリットを徹底的に解説しましょう。
ダイナースカードの法人カードの特典・サービス
まずはダイナースクラブビジネスカードの付帯サービスや特典をご紹介しましょう。
- ダイナースクラブリワードプログラム
- ダイナースクラブ ビジネス・オファー
- 会計ソフトFreeee
- プライベートアドバイザーサービス
- JALオンライン
- 旅行傷害保険最高1億円
- クラブラウンジ(空港ラウンジ)
- ショッピング・リカバリー500万円
- ゴルファー保険
上記の中でもビジネス・オファーは法人カードを利用する場合に大きなメリットがあるサービスです。ビジネス向けの優待サービスが数多く提供されているのでビジネス・オファーについては後で詳しく説明しましょう。
ダイナースカードのポイントプログラムは、ポイントをマイルに移行することができます。
ANAやデルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空、アリタリア航空などのマイルに移行できますが、移行手数料として年会費税込6,600円がかかります。
さらにJALオンラインでは24時間365日オンラインでJAL国内線の予約できるサービスで、JALオンライン限定運賃によって交通費の節約も可能です。
ダイナースクラブ ビジネス・オファーのメリット
ビジネス・オファーでは各分野の優待サービスが提供されています。
- 経済専門雑誌「週刊ダイヤモンド」の特別優待
- 3ケ月の無料トライアル
- 健康診断
- 提携有名病院で健康診断やクラブの入会金割引
- フィットネス
- 法人会員入会金110,000円(税込)が無料。
※対象店舗は、Fitness&Resort INSPA 各店、Hot&Shape CALDO各店、H!M各店 - 海外出張お土産
- JTB商事の海外おみやげ宅配サービスのカタログ掲載商品全品5%割引
- 法律相談
- 弁護士法人ベリーベスト法律事務所が提供する企業向けの顧問弁護士サービス「リーガル プロテクト」で500円割引
- 税務相談
- 辻・本郷 税理士法人の「相続・事業承継支援、税務顧問サービス」にかかる初回相談料が無料
- 人事労務サポートSR STATION
- 株式会社エフアンドエムが運営する社会保険労務士の全国ネットワークの優待サービス
- オフィスリフォーム
- くらしテルの法人向けオフィスリフォーム工事の見積料金から5%割引
- 情報配信サービス
- 「WorldInvestors.TV」(WITV)が1ヵ月間、お試し見放題
- 引っ越し
- 「サカイ引越センター」で優待割引
- ミネラルウォーター宅配
- ウォーターダイレクトで優待
- 雑誌のオンライン販売
- オンライン書店「雑誌のFujisan.co.jp」で5%割引
- 通信販売
- G-Callショッピング」で、リサイクルトナーが5%割引
上記のようにビジネスに関する優待サービスが豊富にあり、経費節減につながるメリットがあります。
ダイナースカードのステータスは大きなメリット
ダイナースカードは審査難易度が高くだれでも入会できるクレジットカードではありません。それは法人カードのダイナースクラブビジネスカードでも同じです。
しかし、それはだれにでも作れないカードはステータスが高いという裏返しでもあります。
ステータスの高さは目に見えるメリットではありませんが、ビジネススシーンでダイナースカードを利用すれば取引先への大きなアピールとなります。クレジットカード会社の難易度の高い審査をクリアしたというのは、信用を裏付ける証拠となるからです。
ステータスの高さは特にビジネスカードにおいては重要な要素と言えるでしょう。ビジネスカードの中でもダイナースクラブビジネスカードは最高のステータスでカードオーナーをサポートしてくれます。
ダイナースクラブビジネスカードのデメリット
ダイナースカードの法人カードのデメリットは、高い年会費と言えるでしょう。
年会費29,700円(税込)は一般的なゴールドカードの2.7倍という高額な年会費となります。
しかし、ダイナースクラブビジネスカードでは、豊富なビジネス向け優待サービスや付帯サービスがあり一般的なゴールドカード以上のサービスを提供しています。
ゴールドカードでは国内空港ラウンジを利用できるのが一般的ですが、ダイナースカードではダイナースクラブが独自に提携した国内外の空港ラウンジが利用できます。
提携空港ラウンジは全世界で800ヶ所以上あるので、プライオリティ・パスに匹敵する規模の空港ラウンジが無料となります。中にはVIPラウンジと呼ばれる空港ラウンジも含まれています。
こうしたサービスを考えると年会費以上の価値があります。さらにダイナースクラブというステータスを考えると、年会費は大きなデメリットとは言えません。
まとめ
業績が好調でそれを取引先にも示したいと考えている経営者であれば、ダイナースクラブビジネスカードがおすすめです。ダイナースカードを利用することで取引先の印象も良くなることは間違いありません。
まだ、法人カードを利用していない企業経営者や個人事業主は、ダイナースクラブビジネスカードを検討してみましょう。