ANAプレミアムカードを解説!審査難易度、年会費、豪華な特典は?

ANAカードの最高グレード「プレミアム」、いわゆるプラチナカードですね。ゴールドカードと比べても飛び抜けて高い年会費であり、かなりラグジュアリーなカードと言えます。
今回は圧倒的なステータスとプレミアムカードならでは豪華な特典がついたANAプレミアムカードについて解説していきます。
審査難易度は?
VISA及びJCBは満30歳以上で安定した継続収入がある人が対象となっています。アメックスには年齢の縛りはなく一定の安定収入がある方対象となっています。年齢、良好なクレジットヒストリーに加え、それなりの年収が必要となってくるため審査ハードルはANAゴールドまでと比べるとかなり上がっていると言えるでしょう。
年収条件については公開されていませんが、400万円〜700万円程度が1つの目安となるという意見がネット上には多いようです。
ダイナースプレミアムに関しては27歳以上が入会の目安で、インビテーション(招待)制のカードとなっています。まずはANAダイナースカードなどでカード利用実績を積む必要があります。
年会費は?
ANAカードプレミアムの年会費は以下の通りとなっています。
カード種別 | 年会費(税込) |
---|---|
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 88,000円 |
ANA JCB カードプレミアム | 77,000円 |
ANAダイナースプレミアムカード | 170,500円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 165,000円 |
ステータス面、特典の両方で圧倒的な実力を誇るANAプレミアムカードですがその分年会費の方もお高くなっていますね。
ゴールドと比較して手厚くなった特典や保険は?
ANAプレミアムカードはゴールドカードと比較して特典などが大幅に充実しています。以下では特典のうち代表的なものを紹介していきます。
入会時・継続時に10,000ボーナスマイル
入会時と毎年のカード継続時にもらえるボーナスマイル、ゴールドでは2,000マイルですがプレミアムカードではなんと10,000マイルがもらえます。
10,000マイルと言えば国内線ローシーズン(閑散期)の特典航空券が発券できてしまうマイル数。さすがプレミアムカードです。
搭乗時ボーナスマイル50%
ANAの飛行機に乗った時の搭乗ボーナスマイルがゴールド25%→プレミアム50%にアップしています。
つまりANAプレミアムカードを持っているだけで飛行機に乗った時にもらえるマイルが1.5倍になるという計算です。
飛行機に頻繁に乗る方にとっては非常に大きいメリットですね。
国内線ANAラウンジの利用が可能
プレミアムカード会員はANAグループの国内線に搭乗する際、ANAラウンジを利用することが可能です。
「あれ、ゴールドカードでもラウンジを利用できるよね?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実はゴールドカードで利用できるのはいわゆるカードラウンジと呼ばれる、カード会社が共同で出資して運営しているラウンジなのです。
一方プレミアム会員が利用できるANAラウンジはANAが自ら運営しているラウンジで、そのサービスはカードラウンジよりワンランク上のものになっています。
例えばほとんどのカードラウンジではソフトドリンクのみ無料でアルコール類は有料ですが、ANAラウンジであればビールやウイスキーといったアルコール類も無料で提供されています。またANAラウンジは保安検査場通過後にあるので飛行機の出発時刻ギリギリまでラウンジでゆっくりとくつろぐことができます。
本来、国内線プレミアムクラスに搭乗するか、ANAマイレージクラブ上級会員になることでしかANAラウンジには入れません。それがANAプレミアムカードは発行するだけでワンランク上のラウンジサービスを体験できてしまうというわけです。
プライオリティ・パスで世界のVIPラウンジが無料に
同じくラウンジ関連で、ANAプレミアムカードを発行することで世界1200箇所以上のVIPラウンジが利用できるラウンジサービス、プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料でなることができます。通常は4万円以上の年会費がかかるサービスなので非常に価値が高いですね。
通常はビジネスクラス搭乗客など一部の人しか入場できない海外の空港のVIPラウンジに無料で入場することができるので、海外への渡航が多い方には特に嬉しいサービスとなっています。
その他にもプレミアムなサービスが盛りだくさん!
プレミアムカードには上記以外にも、ホテルやレストラン手配やギフトの相談などなんでも相談できる私設秘書のようなコンシェルジュサービス、カードごとのサービスにはなりますが特定の高級レストランのコースが1名無料になるサービス、空港と家の間の手荷物無料配送サービスなどなどプレミアムの名にふさわしい多くの特典が付与されています。
ANAプレミアムカードのマイル還元率は?
ANAカードでもっとも重要とも言えるマイル還元率は以下のようになっています。
カード種別 | マイル還元率 |
---|---|
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 1.5%(マイペイすリボ手数料発生で1.8%) |
ANA JCB カードプレミアム | 1.3%(年間利用金額により最大1.375%) |
ANAダイナースクラブプレミアムカード | 2% |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 1%(ANAグループ利用時4.5%) |
ANAゴールドカードのマイル還元率は原則1%なので、それと比べてもかなり高いマイル還元率となっています。
特にダイナースプレミアムは常時還元率2%とANAカードの中でも群を抜いた還元率となっています。
アメックスプレミアムは通常の還元率は1%とそこそこですが、ANAの航空券購入での還元率がプレミアムカードの中でもぶっちぎりの4.5%(通常ポイント1%+ANAグループ利用特典1.5%+ANAマイルプラス2%)となっており、飛行機に乗る機会が多い方にはオススメできます。
おすすめしたいブランド?どんな人が持つべき?
プレミアムカードは各社独自の豪華特典を用意しており、またステータスカードの側面も強いのでそれらを総合的に判断して好みのカードを持つのが良いでしょう。
実用的なマイル還元率でいうと日常の決済ではダイナースプレミアム、ANAグループの利用が多い場合はアメックスプレミアムがオススメです。
まとめ
今回はANAプレミアムカードについて解説しました。
高額な年会費、高いマイル還元率、旅行やレストランなどに特化した豪華な特典といった特徴から、日常的にどんどんカード決済をしてレジャーにもお金を使うよという人ほどその恩恵を受けられるでしょう。
少し発行のハードルはありますが、その分ステータスも高いカードなのでぜひ検討してみてくださいね。