プロミスの審査基準とは?一次・二次審査を通過し借入を成功させる

プロミスの審査を受ける際、何を見て合否が判断されているのか気になっているでしょう。
プロミスの審査には「一次審査」「二次審査」の段階があり、それぞれで審査方法や審査基準が異なります。
今回は、一次審査・二次審査の内容や所要時間、審査通過率を上げるコツなどを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
プロミスの審査に通りたい方や、審査に通るか不安に思っている方は必読の一記事です!
目次
プロミスでは二次審査通過後に借入が可能になる
まず、プロミスを利用できる最低限の審査基準は「年齢が20~69歳」「本人に安定した収入がある」の2点です。
これらの基準を満たさないと、審査落ち、または強制的に申し込みキャンセルの扱いとなります。
収入のない無職、専業主婦の方は審査通過ができないので注意しましょう。
- プロミスの審査を通過できない要素
- 年齢が20~69歳ではない
- 自身に安定した収入がない(年金収入者、専業主婦などもNG)
- 他社で年収の3分の1に相当する借入がある
- 5年以内に債務整理、または10年以内に自己破産をしている
安定した収入がある20~69歳で他社借入がなければ、アルバイトやパートの方でもプロミスで借入の審査を受けられる可能性はあります。
ただし、むやみに申し込みをくり返すと、より金融機関からの信頼を失う「申し込みブラック」に陥る可能性があるので注意しましょう。
プロミスの二次審査まで通過する割合と所要時間
プロミスの審査通過割合
2020年時点でのプロミスの成約率は、時期によって変動しますがおよそ40~46%程度です。
審査中に申し込みをキャンセルするケースもあるため、半数程度は審査を通過できると考えてよいでしょう。
一次審査に通るか不安な方は、プロミスの「お借入れシミュレーション」の利用がおすすめです。
- お借入れシミュレーションの入力項目
- 生年月日
- 年収
- 他社から借り入れている金額
上記の3項目を入力するだけで、簡易的な審査結果が表示されます。
「ご融資可能と思われます」と表示された場合はプロミスの審査基準に合っている可能性が高いので、申し込んでみる価値はあるでしょう。
プロミスの審査にかかる時間
プロミスに借入を申し込む場合、審査結果の通知までの所要時間は最短で30分です。
ただし、30分は「最短」であって、平均はない点に注意が必要です。
当日の混雑状況や、在籍確認にかかる手間などから、30分~数時間程度はかかる可能性を考慮しておきましょう。
書類の不備や在籍確認ができないなどのトラブル、営業時間外の申し込みなどの場合は翌営業日以降の対応になる場合もあります。
プロミスの一次審査は機械的な基準で審査が進む
プロミスの一次審査では、申し込み内容や信用情報が合格基準に達しているかどうかをコンピューターで数値化(スコアリング)して確認します。
この段階での審査は自動的に行われるため、申し込み時点での借り入れ状況や年収、勤続年数などの情報が非常に重要です。
一次審査に通過できた場合、基本的な信用情報や年収などに問題はないと考えられます。
一次審査終了後にメールで結果と現時点での借入可能額が通知されますが、二次審査を通過するまで借入はできないので注意しておきましょう。
プロミスの二次審査は人の目で審査が行われる
二次審査では、一次審査を通過した申込者に対して申し込み内容の照合、勤務先への在籍確認を行ないます。
虚偽の申告やミスがないか確かめ、本当に融資ができる相手かを人の手で見定める段階とも言えるでしょう。
二次審査で問題があると判断されると、一次審査で提示されていた借入限度額が下がったり、審査に通過しなかったりするケースもあります。
借入限度額は審査基準に基づいて計算されているので、入力ミスや書類の不備などがないようにしておくと安全です。
プロミスの一次審査で重要な基準は信用情報
- プロミスの一次審査で重視されるスコアリングの主な要素
- 属性情報…年齢、職業、年収、勤続年数など
- 生活状況…家族構成、住宅ローンの有無など
- 信用情報…クレジット関係・ローンの契約状況、借入残高、債務整理歴の有無など
これらを総合して審査した結果、借入の可否と利用者の返済能力に合わせた借入額がプロミスから提示されます。
中でも、最も重要な基準が信用情報で、ここに不安点があると審査に通らなくなる可能性が非常に高いです。
信用情報には延滞や債務整理の履歴が残っている
延滞や自己破産、債務整理などの金融事故を最大5年間(自己破産は10年間)記録するのが信用情報です。
ここにマイナスの要素が記録されてしまうのが「信用情報に傷がついた」「ブラックリスト入り」と言われる状態。
2ヶ月以上延滞をした、何度も延滞をくり返した、自己破産・債務整理をした、などの経験を持つ人が当てはまります。
信用情報に傷がある状態で何度審査に申し込んでも拒否されてしまうので、注意してください。
- プロミスの一次審査で確認される信用情報の一例
- クレジット関係・ローンの契約情報、残高
- 毎月の返済状況
- クレジット会社などが信用情報を照会した記録
- 債務整理(自己破産など)の記録
プロミスの一次審査で数値化される返済能力の基準
プロミスの一次審査は、コンピューターによる数値化(スコアリング)がカギを握っています。
スコアリングとは、申込者の年収、職業、勤続年数などを評価して、融資限度額の指標にするシステムです。
スコアリングの結果が高ければ高いほど返済能力が高いと判断されるため、多額の借入をしやすくなります。
スコアリングの基準は各社によって異なりますが、一般的な要素は以下のような内容です。
属性の要素 | プラスになる要素 | マイナスになる要素 |
---|---|---|
年収 | 高い・月収制で安定している | 低い・歩合給で不安定 |
雇用形態 | 公務員や正社員 | アルバイト、自営業・個人事業主など |
勤続年数 | 長い(1年以上~ 長ければ長いほど良い) | 短い |
業種・職業 | 離職率が低い | 離職率が高い |
年齢 | 30~50代 | 20代、60代 |
居住形態 | ローンがない持ち家 | ローンありの持ち家>社宅>賃貸 |
家族形態 | 独身 | 扶養家族がいる |
固定電話の有無 | あったほうがプラスになる | – |
これらの基準によって借り逃げや延滞のリスクが高いほどスコアが低く、逆に安定した返済が可能だと判断されればスコアが高くなる方式です。
引っ越しがしづらい、自分の自由になるお金が多い、毎月決まった額の収入がある、などの要素はプラスに評価されます。
なお、このスコアリングは融資額の大小を決める材料なので、合否に大きくは影響しません。
しかし、「非正規雇用」「収入が低い」「賃貸に住んでいる」「勤続年数が短い」などマイナスの要素が多く重なると、審査に通過しない可能性が高くなります。
プロミスの一次審査をキャンセルするならプロミスコールで相談
「申し込もうと思ったけど、なんとかお金を工面できそう……」などの理由でキャンセルを考える方もいるかもしれません。
プロミスの審査を途中でキャンセルしたい場合は、プロミスコール(0120-24-0365)に連絡しましょう。
審査をした上で借入をしなかった(通過しなかった場合を含む)場合、その履歴も信用情報に残り、今後ローンを組む際に不利になる可能性があります。
キャンセルの意思が固まったら、早めに連絡しておくのがおすすめです。
プロミスの二次審査で拒否されるケース
一次審査はクリアしたのに二次審査で通過しなかった場合、基本的な属性情報には大きな問題がなかったと考えられます。
「申し込み情報に不備があった」「必要な手続きができなかった」など、手続き上の問題が関係するケースが多いようです。
すでにプロミスの二次審査に通らなかった場合でも、ここに挙げられている要因をなくせば他社での借入が可能になるかもしれません。
- プロミスの二次審査を通過しない理由の例
- 申し込み時の情報に虚偽やミスがあった
- 借入希望額が高すぎる
- 信用情報に傷がついている
- 必要書類を提出できなかった
- 在籍確認が取れなかった
- 短期間で複数のローンに申し込んでいる
対処法としては、「必ず正しい情報を申告する」「借入希望額は必要最低限にする」「必要な手続きが難しい場合は事前に相談する」などが挙げられます。
複数のローンへの申し込み履歴による申し込みブラックは6か月で解除されるので、該当する場合はしばらく待ってから申し込んでみましょう。
プロミスのの審査基準は一次審査と二次審査で違う
- 一次審査では返済能力をスコアリングによってチェックされる
- 二次審査は担当者が申し込み内容が事実か確認する
- 申し込みフォームには正しい情報を記入する
- 「申し込みブラック」には要注意
プロミスの審査は、申込者の返済能力を機械的に測る一次審査、算出された結果が妥当か人力で確認する二次審査に分けられます。
これらの審査に共通して大切なポイントは「嘘をつかず、正しい情報を申告する」。
虚偽の申告をして一次審査に通過しても二次審査には通れないため、最初から正確な情報で審査をしてもらったほうが時間もかかりません。
審査の結果がなかなか来ないからといって他社に申し込むと、短期間に多数の借入を希望する「申し込みブラック」となってしまいます。
半年間は他社での審査にも通りにくくなるため、1社ずつ審査結果を待つようにしましょう。