アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードのポイントサービスを徹底解説

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(以下アメックス法人カード)では、他のアメックスカードと同様にポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」が提供されています。
アメックスのポイントプログラムは、ポイント還元率が一般的なクレジットカードの0.5%よりも低いため、あまり評判がよくありませんでした。
しかし、現在ではポイントプログラムが改善されポイントも貯まりやすくなっています。
今回はアメックス法人カードでのポイントの貯め方や、ポイントの使い方まで詳しく解説しましょう。
アメックス法人カードで効率よくポイントを貯める方法
メンバーシップ・リワードは100円で1ポイント付与されるので、ポイントは貯まりやすくなります。
しかし、そのまま利用するとポイント還元率は0.3%~0.5%となるので、ポイント還元率をアップさせる方法をご紹介しましょう。
- メンバーシップ・リワード・プラス(参加費:税込年3,300円)
-
ポイント有効期限が無期限
ボーナスポイントプログラムの適用
マイル交換率がアップ
支払にポイントを使う場合の交換レートがアップ - ボーナスポイントプログラム
- AmazonやYahoo!JAPANなどの利用でボーナスポイント加算
メンバーシップ・リワード・プラスは参加費がかかりますが、ボーナスポイントプログラムは登録無料です。
ただし、メンバーシップ・リワード・プラスに参加していることが利用条件となります。
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると下記のようにポイント還元率や交換レートがアップします。
メンバーシップ・リワード・プラス登録後の交換レート
登録後 | 未登録 | |
---|---|---|
ANAマイル | 1,000ポイント1,000マイル | 2,000ポイント1,000マイル |
ANA以外の航空会社 | 1,250ポイント1,000マイル | 2,000ポイント1,000マイル |
ボーナスポイントプログラム
- 対象加盟店で100円3ポイント付与
- 対象加盟店
- Amazon、Yahoo!JAPAN、iTunes Store、App Store、JAL公式サイト、H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベルなど
ボーナスポイントプログラムでポイントを貯めて、ANAマイルに交換したり、航空会社の利用に充当したりすることで、還元率をアップすることができます。
対象加盟店にはAmazonやYahoo!ショッピングといった大型のネットショッピングモールがあるので、普段から利用している人はもちろん、ネットショッピングがはじめての人でも十分に活用することができます。
アメックス法人カードで貯めたポイントをマイルに交換
アメックス法人カードで貯めたポイントの交換先としては、航空会社のマイルがおすすめです。
すでにご紹介したようにメンバーシップ・リワードに登録すると、ANAマイルは1ポイント1マイルの交換率になります。
100円で1ポイント貯まるので、100円で1マイル貯まることになります。さらにボーナスポイントプログラムを活用すると、100円の買い物で3マイルに交換することができます。
ANAマイルを貯めている人であれば、この組み合わせでANAマイルに交換すると、無料航空チケットに必要な枚数がすぐに貯まります。
例えば、年間50万円をボーナスポイントプログラムの加盟店で利用すると、15,000ポイント貯まるので1年で無料航空チケットに交換できるマイルが貯まります。
なお、ボーナスポイントの1年度の上限は100,000ポイント(500万円利用分)となっています。
ビジネスカードは経費を決済するので個人カードよりも利用金額は大きくなりますが、それでも利用限度は十分にあるので限度額は気にしないで利用できます。
ANA以外の、マイルに交換できる航空会社は下記の16社です。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合の交換率は1,250ポイント1,000マイルとなります。
- JAL「JALマイレージバンク」
- デルタ航空「スカイマイル」
- ヴァージン アトランティック航空
「フライングクラブ」 - タイ国際航空
「ロイヤルオーキッドプラス」 - キャセイパシフィック航空
「アジア・マイル」 - シンガポール航空
「クリスフライヤー」 - ブリティッシュ・エアウェイズ
「エグゼクティブ・クラブ」 - スカンジナビア航空
「SAS ユーロボーナス」 - アリタリア-イタリア航空
「クラブ・ミッレミリア」 - フィンランド航空
「フィンエアー・プラス」 - エティハド航空
「エティハド ゲスト」 - エミレーツ航空
「エミレーツ・スカイワーズ」 - カタール航空
「プリビレッジクラブ」 - エールフランス/KLM航空
「フライングブルー」 - チャイナエアライン
「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」 - カンタス航空
「カンタス・フリークエントフライヤー」
メンバーシップ・リワードの特徴
メンバーシップ・リワードのポイントプログラム年度は、9/1から翌年の8/31となっています。他社のプログラム年度と違うので注意しましょう。
しかし、メンバーシップ・リワード・プラスの登録や、ポイントを商品交換するだけでポイント有効期限がなくなるので、それほどプログラム年度は気にする必要はないでしょう。
また、家族カード利用分もボーナスポイントが付くのでお得です。
まとめ
アメックス法人カードでは、メンバーシップ・リワード・プラスとボーナスポイントプログラムを活用してポイントを貯めましょう。
貯まったポイントはマイルに交換すると最も効率よくポイントを活用することができます。
カードを利用するだけで交通費などの経費も節約できるアメックス法人カードがおすすめです。