ペアローン・共同名義の持ち家。
損せず離婚するために
「最優先でやるべきこと」はこれ!
離婚時住宅ローンの残る家
どうするにしても家の査定は必須
離婚の際、共同名義の住宅ローン(ペアローン)が残っている場合の選択肢は主に以下の3つです。
- ①売却してローン返済に充当、アンダーローンなら余った分は財産分与
- ②売却しない場合、ローンを支払いながらどちらかが住み続ける(支払いは引き続き二人で行う)
- ③ペアローンを一本化しどちらかが住み続ける
ただ、離婚する夫婦の実に9割は家を売却しており、それには以下の理由があります。
- ①二人で支払いを続ける場合、離婚後も関係性が続くためトラブルになりやすいから
- ②アンダーローンの場合財産分与額が上がるから
- ③ペアローンの一本化は応じてくれる銀行が少ないor負担が大きくなりすぎるから
- ④一人で住み続けるには金銭的にきつい、住宅の広さが必要ないなど
- ⑤2023年は中古物件需要が高く不動産を高額売却できるチャンスだから
そのため、ペアローンの残る離婚の際に絶対しておくべきことは自宅の最高価値を前もって調べておくことです。

査定を依頼する不動産会社によって価格は100万単位で上下する場合もあります。
家の本来の価値を知らずに、相手に任せたまま安い額で売却or売却せずに離婚したりすると、
本来もらえたはずの額をもらえないなど、
高確率で財産分与で損をすることになります。
そうならないためにも、このページに離婚時のペアローンに関してまとめてあるので、高い額で家を売却して、離婚を円滑に進める参考にしていただければ幸いです。
①ペアローンの支払いは離婚後どうなるの?

ペアローンが残ったまま離婚した場合、返済義務はそのままローンの名義人2人にあります。
家を売却し返済が完了しないのであれば、離婚後も2人で返済を続けることになります。
ただし病気や失業など何らかの形でどちらかが支払い能力を失ってしまった場合や、支払いの意思がなくなてしまい姿を消してしまうなんて事例も…そうなると残された方に負担がかかってしまうケースもあり、リスクは非常に大きいのが実情です。
※また、どちらかが自宅を出て別のところに住んでいるのであれば、支払いを続けてたとしても当初の住宅ローン契約の条件から外れることになります。よって、金融機関との間では契約違反となり一括返済を求められる場合や、ローン控除の利用についても制限がかかることもあります。
②ペアローンは一本化することもできる

家を売却せずにどちらか一方がローンを一本化することで解決することもできます。
しかし、ローンの一本化に対応してくれる金融機関は少なく、できたとしても元々ペアローンで支払っていたものを一つにまとめるため当然負担は増え、経済的に厳しくなることが考えられるので、こちらもあまりお勧めできません。
③離婚するなら家の査定は不可欠
以上のようにペアローンを組んでいた場合は住宅を売却し少しでも負担を減らすことができるか、もしくはアンダーローン(※家の価値がローン残債を上回っていること)であれば、残ったお金を財産分与までできるので「住宅ローンがいくら残っているか」と「家の最高査定額」は知っておかなくてはいけません。
まずは、家の査定をして家の価値を正確に把握しておきましょう。

④【必読】家の査定で絶対にやってはいけないNG行為
ただ査定の仕方によって冒頭でもお伝えした通り何百万という単位で不動産会社によって差が出るため一社だけに査定依頼をするのは絶対NGです。
不動産会社も商売なので早く買い手を見つけて売買契約を締結してしまいため、相場よりかなり低い価格を提示することも・・・。
更に不動産会社にはそれぞれ得意な分野やエリアがあります。

以上の理由から同じ物件でも査定する不動産会社によって、査定額が大きく変わるのは珍しくありません。
だからこそ、不動産の査定は複数から見積もりを取るべきなのです。
⑤スマホで簡単な一括無料査定
でも何社もの不動産会社に連絡して何回も査定してもらうのは大変です。
最近は家にいながらスマホで一括査定依頼ができるイエウールという無料査定サービスがあります。

大手不動産会社から、地元密着の不動産会社まで一括で依頼が可能。
全国2,000社以上の不動産会社の中から最大6社まで選べ、最高査定額を教えてくれます。
イエウールを利用すると高額査定が期待できる

イエウールで申込みをすると、提携している不動産会社に築年数・間取り・住所などの物件情報が送られます。
すると、物件を他社に取られたくない不動産会社が、少しでも高い金額を提示しようと競争が起きます。

不動産会社同士が競ってくれるため、より高い査定額が出やすいシステムになっています。
査定に必要なのはたった5項目!
申込みの際に必要な情報は、次の5項目だけ。
- ・住所
- ・敷地面積
- ・建物面積
- ・間取り
- ・築年数
正確に分からなくても、おおよその情報で査定の最高額を算出してもらえます。
査定したからといって、絶対に売らないといけないわけではありません。
参考までに価格が知りたいくらいの気持ちで利用しても大丈夫です。
⑥2023年は家の売り時です!
ここ数年、中古住宅の需要が高まっています。
国土交通省が発表している不動産価格指数を見ても、不動産価格は右肩上がり。

実際に予想より1,000万円以上高く売れた方も多いんだとか。

特に、2023年は木材価格の急騰などの理由で中古住宅の需要もピークを迎えるのではないかといわれています。
離婚時の財産分与や住宅ローンの問題で揉める前に、まずはイエウールで家の価値を調べてみてください。