格安SIM乗り換えなら『違約金』『端末代』が残っていてもお得!

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格安SIMに乗り換えたらお得なのは分かっているけど、
「端末代がまだ残ってるし…」「解約月じゃないから違約金も取られるし…」
と、二の足を踏んでしまう人は多いのではないでしょうか?

実は、違約金を払ってでもSIMに乗り換えた方が、お得になる場合が多いんです!
そのカラクリを見ていきましょう。

乗り換え時のネックとなる2つの障害

更新月以外で解約したら取られる『違約金』

ドコモ、au、ソフトバンクのような大手キャリアで契約していると2年ごとに自動更新されてしまい、
更新月以外で解約すると『違約金』が発生してしまいます。

つまり、更新月2ヶ月間の間なら無料で解約できますが、1日でも過ぎれば違約金が1万円程かかってしまうのです。

次に無料で解約しようと思ったら2年間も待つことになるなんて、バカバカしいですよね。
この仕組みの為、多くの人が解約しづらい現状になっています。

「最新のiPhoneが出た」など、更新月と関係のないタイミングでスマホを買い換えたい時があると思います。

  • 安く手に入れる為、他社で新規契約してキャンペーンを受けたい
  • 家族割を付けたいので、MNPで乗り換えたい

そう思っても2年縛りがネックとなり、
結局そのまま同じキャリアを使い続ける事になってしまっている方も多いと思います。

※新プランでは3年目以降は自動更新されなくなった代わりに、毎月300円の支払いが必要になりました。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”nekoseito.png” name=”生徒にゃん”]違約金は2年過ぎればなくなると思ってたニャ…[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”nekohakase.png” name=”ねこ博士”] 更新月2ヶ月の間しか違約金なしで解約できないので、タイミングを逃し違約金を払うケースが多いんじゃ[/speech_bubble]

端末代の残りの支払い『割賦残債』

もう一つのネックは端末代の残りの支払いです。
一括で端末を購入していれば問題ないのですが、
大抵の人は端末代を2年間で分割して毎月支払っていくスタイルを選んでいるのではないでしょうか?

解約したい場合、選択肢は2点です。

  • ①端末代の残りを一括で支払う
  • ②解約後も分割で端末代だけ支払っていく

①の場合は、まとめて請求が来るので端末代がまだ多く残っている方には厳しいですね。

②の場合は、格安SIMに乗り換えた先の支払いと共に支払っていく事になるので、
端末代を支払い終えるまで、毎月支払いが2つになってしまいます。

そこで、「端末代を全て払い終えたら他社へ乗り換えよう!」
そう思っても、『2年縛りの更新月』と『端末代の完済月』がズレれば違約金が取られるという事態になりかねません。

違約金・端末残金の支払い、解決策とは?!

オススメの解決策としては、MVNO各社がおこなっているキャッシュバックキャンペーンを違約金に充てる方法。
UQモバイルやBIGLOBE SIMでは定期的にキャッシュバックキャンペーンを行っています。
また、『初月無料』や『最大20000円のキャッシュバック』『Amazonギフト券』が貰えたりするところもあります!

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”nekoseito.png” name=”生徒にゃん”]違約金以上のキャッシュバックでむしろお得だニャ♪[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”nekohakase.png” name=”ねこ博士”]キャンペーンはいつ終わるか分からないので、魅力的なキャンペーンがあるうちに乗り換えたほうがお得じゃよ[/speech_bubble]

格安SIMに契約縛りはあるの?

格安SIMに『2年縛り』はない

格安SIMにはそんな今までのような煩わしい『2年縛り』が存在しません。
つまり、更新月を気にすることなく自分の好きなタイミングで乗り換える事ができるようになるんです!
ただし、格安SIMにも『最低利用期間』は存在します。

格安SIMの最低利用期間とは?

決められた一定期間のうちに解約すると違約金がかかる期間の事です。
格安SIMでは選ぶ契約プランの種類により、最低利用期間が変わってきます。

  • ・データSIM・・・最低利用期間はほとんどのMVNOでなし
  • ・音声通話SIM・・・半年~1年のところが多い

◇SMS付きデータSIM

格安SIM 最低利用期間 違約金
DMMモバイル 1ヶ月 なし
楽天モバイル なし なし
UQモバイル なし なし
IIJmio 2ヶ月 なし

キャリアよりはるかに期間が短いですね。
データSIMでは短期間で他へ乗り換えたくなっても、違約金がかからないので安心して乗り換える事ができます。
「格安SIMに興味はあるけど、いきなり乗り換えるのは恐い」という方には、お試しで格安SIM体験してみる使い方も出来ますね♪
※一部のデータSIMには最低利用期間がありますが、『契約月の翌月末まで』とごくわずかです。

◇音声通話SIM

格安SIM 最低利用期間 違約金
DMMモバイル 13ヶ月 9,000円
楽天モバイル 12ヶ月 9,800円
OCNモバイルONE 6ヶ月 8,000円
mineo なし ※12ヶ月以内にMNP転出時は11,500円

音声SIMの縛りでも最低利用期間を過ぎれば、その後はいつ解約しても違約金が取られる事はありません。
今までのキャリアの頃のように更新月を気にしたりという事がなくなり、自由になるんですね◎

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”nekoseito.png” name=”生徒にゃん”]これからは契約縛りを気にしなくてていいんだニャ♪[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”nekohakase.png” name=”ねこ博士”] このような契約の軽さも格安SIMの人気の理由じゃ[/speech_bubble]

長い目で見れば格安SIMがお得な訳

これだけでは、ただ毎月が安くなる感覚でしょうが、

例えば通話SIMプランで月5GBで1年間利用した場合

1ヶ月 2ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月
キャリア(docomo) 8,000 24,000 48,000 72,000 96,000
格安SIM(DMMモバイル) 1,910 5,730 11,460 17,190 22,920

その差はドンドン大きくなり、1年でおよそ7万3080円もの差額になりました!
2年、3年と使い続ける事で更にその差は広がっていきます。

端末代の残りが1万円として、更新月以外で乗り換えたとします。
端末代1万円 + 違約金1万円 = 2万円
2万円損する感じがしますが、格安SIMを3ヶ月も使えば回収できてしまいます!

端末代の残金や選ぶ格安SIMのプランやその時期のキャンペーンによって
回収できる時期は違ってきますが、長い目でみて安くつくのは明らかです。
早く切り変える事で損する期間も減っていきますね。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”nekoseito.png” name=”生徒にゃん”]『違約金』『端末代』が残っていても乗り換えたほうがお得な理由は、短期間で元が取れるからだニャ♪[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”nekohakase.png” name=”ねこ博士”] その通り。違約金以上に使い切れてないプランをつけ続けるほうが損をするのじゃ[/speech_bubble]

まとめ

結果的に見て、キャリアからMVNOへ切り替えると『違約金』や『端末代の残り』を入れても、
それでも尚格安SIMに乗り換えた方がお得になる!という結果でした。

・端末代の残りは分割のままでも一括支払いでもOK
・解約は更新月を狙う
・違約金はMVNOのキャッシュバックをあてる
・キャリアでは2年毎の更新月以外で解約すると違約金が発生
・格安SIMには2年縛りがない
・格安SIMは最低利用期間があってもキャリアより短い

格安SIMは自由度が高く、その人に合ったやり方で選ぶ事が出来ます。
毎月のスマホ代を安くする為には今の契約を見直すところから始めましょう!

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