審査が甘い住宅ローンはどれ?審査難易度を判別して審査通過率を上げるコツ

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「住宅ローンに申し込みをしたいけれど、審査落ちが不安」
自分の申込者情報によっては、審査に通過できるかどうかわからないと心配な方もいるのではないでしょうか。

住宅ローンの審査基準は、住宅ローン商品によってもさまざまで、審査通過しやすいものと審査難易度が高いものが存在します。
そのため、審査に自信のない方でも審査に通過しやすい住宅ローンを選ぶことで、審査通過の可能性を高めることができるのです。

審査が甘い住宅ローンを見分ける方法には、以下のようなものがあります。

  • 金利
  • 申込者数
  • その他の銀行ならではの特色

この記事では、審査が甘い住宅ローンを見分けて審査通過率を上げるための方法を紹介していきます。

金利の特徴から審査の甘い住宅ローンを見極める

審査の甘い住宅ローンを見極めるために、まずは金利の特徴をチェックしてみるのがおすすめです。

金利が高い住宅ローンの方が審査通過がしやすい

住宅ローンに限らずローン商品というのは以下のような傾向があります。

  • 金利が高い=審査難易度が低め
  • 金利が低い=審査難易度が高め

金利の高低差は、利用者の信用度の違いともとることができます。
審査難易度が低めの住宅ローンで審査に通過した人は、審査難易度が高めの審査に通過した人よりも貸し倒れのリスクが高いと判断されます。

そのため、そもそもの金利を上げておくことで貸し倒れのリスクを回避し、返済能力が低いと判断した人でも多少は審査に通過させることができるのです。

金利に幅がある住宅ローンの方が審査通過しやすい

住宅ローンには「金利○%」という表記のところと「金利○%〜○%」と表記されているところの2通りがあります。
このうち、審査に通過しやすいとされているのは「金利○%〜○%」の表記がある方です。

先ほども説明した通り、ローンの金利は高ければ高いほど審査通過がしやすく、金利が低ければ低いほど審査通過が難しくなります。
そのため「金利○%」というような適用金利が適用されているところの場合、その金利に見合う審査基準を通過できなければ審査落ちとなってしまいます。

逆に「金利○%〜○%」という表記のある住宅ローンであれば、下限金利の審査基準は満たしていなくても上限金利の審査基準であれば審査に通過できる可能性があるのです。
そのため審査通過に自信のない方は、一律金利の住宅ローンよりも金利に幅のある住宅ローンを選ぶとよいでしょう。

申込者数や勧誘の様子、住宅ローンの紹介方法などから審査の甘い住宅ローンを見極める

金利の他にも住宅ローンの申し込み人数や勧誘に積極性があるかどうかなどでも審査の甘い住宅ローンを見極めることが可能です。

申込者が少ない住宅ローンの方が審査通過率が上がる

これは単純な話ですが、「申込者が少ない=人数が集められないので利益を得難い」ということがわかります。
さらに申込者が少ないということは、申し込みをしてきた顧客はできるだけ逃したくないと考えますので、審査通過率が必然的に上がることが推測できるのです。

ただし、住宅ローンを取り扱う銀行の中で「申込者○人」と大々的に公表している銀行はほとんどありません。
しかし、銀行の規模などからある程度の申込者数を推測することは可能です。

銀行の規模は大きい順に以下のようになっています。

  1. メガバンク
  2. ネット銀行
  3. 信託銀行
  4. 地方銀行(第一)
  5. 地方銀行(第二)

基本的には銀行の規模は上記のようになっていますので、住宅ローンの申込者数に関しても同じような人数比率になることが推測できます。
そのため審査通過率の高い住宅ローンは、地方銀行、さらにいうと第二地方銀行の住宅ローンが一番審査通過率が高い傾向があることがわかるのです。

大々的に広告活動をしていない方が審査通過率が高い

住宅ローンを取り扱う銀行によっては、大々的に広告活動を行なっているところや、ほぼまったく広告活動をおこなっていないところも存在します。

この場合、あまり広告活動を行なっていない銀行の方が住宅ローンの審査には通過しやすくなっています。

そもそも住宅ローンの広告を出すためには、高額な費用がかかるため、宣伝費用はコストとなります。
そのためコストを多くかけている住宅ローンでは、ローン契約者から貸付金を回収できないとその分広告費に回している費用分だけ赤字のリスクが高くなってしまうのです。

広告活動をしていない住宅ローンであれば、宣伝費用は0円ですので、その分契約者の貸し倒れのリスクには寛容になれますので、審査通過率が高くなるのです。

その他 銀行ならではの特色によって審査通過のしやすさがわかる

ここまで金利や申込者数、広告や宣伝活動の積極性から審査通過のしやすさを推測してきました。
しかし、これ以外にも銀行ならではの特色によって審査通過のしやすさがわかる場合があるのです。

住宅ローン商品が複数揃っている銀行の審査は通過しやすい

基本的には銀行の住宅ローンは「住宅ローン」として1つしかないというイメージがありますが、銀行によっては複数の住宅ローンを揃えているところもあります。
同じ住宅ローンでも、以下のような細かくタイプ分けされた住宅ローンも存在するのです。

  • 二世代住宅ローン
  • 女性専用住宅ローン
  • 建て替えローン
  • 住み替えローン
  • 省エネ住宅ローン
  • フラット35

など。

このように、複数の住宅ローンを用意してる銀行は、漠然と1つの「住宅ローン」のみを取り扱う銀行よりも、より利用者や利用目的を細かく絞っています。
そのためターゲットとなる申込者像が絞られやすく、審査に通過できる可能性が上がるのです。

審査に通過しやすいオススメ住宅ローン

イオン銀行は審査に通りやすい

審査に通過しやすく、かつ金利も低いオススメの住宅ローンは、イオン銀行です。
金利は他の大手銀行・ネット銀行と比べても業界最低水準、
借り入れ条件も以下のような基準なので、審査に通りやすい特徴があります。

  • 給与所得者は勤務年数が6ヵ月以上、前年度の年収が100万円以上
  • 個人事業主は勤務年数3年以上・年収100万円以上

※一般的な住宅ローンの条件は、勤務年数は小さくて2年程度、前年度の年収は300万円以上と言われています

さらに、イオングループでの買い物が毎日5%オフになったり、ガン保障特約、8疾病保障も充実していたりと、住宅ローンで今非常に人気があります。

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